Vol30. 最終回、皆様の健闘をお祈りして
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皆様こんばんは。唐突ですが筆者の都合によりこのコラムを今回で最終回とさせていただきます。これまでご愛読いただきました皆様ありがとうございます。また、途中での終了となりますことお詫びいたします。
15年ぶりの円高が到来していることで、ニュースなどでは「日銀の為替介入」についての報道がされることが多くなっています。こうしたニュースを見ると、介入をする、しないの判断は日銀が行っているように見えますが、日銀は政府(財務大臣)の指示に従って介入(オペレーション)を行うにすぎません。たまに市場に流れる日銀のレートチェックなども日銀の判断ではないといえます。
日銀のホームページを見ても為替介入に関する説明はあるものの、介入額などの公表はありません。データの公表は財務省が行っていて、毎月月末の19時に「外国為替平衡操作の実施状況」という形で発表しています。このことからも介入の主管が財務省(大臣)にあることがわかります。
公表ページは下記
http://www.mof.go.jp/1c021.htm
では、中央銀行の役割は何かということですが、主管は金融調節を通じた物価の安定となり、その他では、決済システム・市場基盤の安定、銀行券・貨幣の発行・管理、国庫・国債・対政府取引、国際金融、調査・研究・統計、対外説明・広報で、景気対策や為替変動への対応は行っていません。このため、日銀総裁は為替の水準や介入等についての発言を行うことは原則的にありません。米国では例外的にFRB議長が為替の水準について話すことがあります。
最後になりますが、外国為替市場では、インターバンクのプロップディーラから個人投資家までいろいろな人が参入して相場を形成しています。そして価格の変動は平等です。10年取引している人も昨日から取引した人も同じで、為替レートは「上昇する」「下落する」のどちらかしかありません。上昇するか下落するかは10年選手でも20年選手でもわかりません。ただ、市場の心理がどちらに傾いているかとか、市場が何に注目しているかなどはブログや数多くのレポートなどで把握できますので、こうしたものから市場の心理をつかんでおき、テクニカル分析を加味して、「買う」「売る」「見送る」の判断をすれば、仮に予想が外れたときでもそれほど大負けはしないと思います。要するにテクニカル分析でのシグナルは「買い」を示しているが、市場の心理は「売り」に傾いているから「買い」を見送るなど。皆様のご健闘をお祈りします。
























