山内 俊哉



  • 金融ビッグバンの目玉「外為法」改正により、 外貨保証金取引のカバー取引で外為業務に従事。 ファンダメンタルズ、テクニカルで外為を予測。
    日経CNBC「朝エクスプレス」為替電話レポートに出演中
    日本FP協会会員(AFP)
    NPO法人日本テクニカルアナリスト協会認定会員


    【出演経験】
    テレビ東京「オープニング・ベル、為替コーナー」
    ブルームバーグTV


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2010年1月31日 (日)

2/1の週の見通し

こんばんは。昨日、本日と天気もよく過ごしやすい日でした。この時期にしてはありがたいです。

29日に発表された26日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、円のショート(売)、ドルのショートが大幅に減少、ユーロはショートが大幅増加、カナダとNZドルはロング(買)が大幅減となっています。各通貨のポジションは下の表を参照してください。

項目 Net(ネット) Dif(増減) Long(買) Short(売) All(総取組)
JPY -4,347 12,749 28,821 33,168 61,989
EUR -39,539 -14,257 33,106 72,645 105,751
GBP -27,153 -6,982 15,075 42,228 57,303
CHF 5,705 -8,266 12,421 6,716 19,137
CAD 25,809 -20,994 35,659 9,850 45,509
AUD 45,318 -17,533 61,097 15,779 76,876
NZD 8,471 -7,885 16,005 7,534 23,539
MXN 58,139 -21,108 67,133 8,994 76,127
source:CFTC

先週は米第4子半期のGDPの速報値が前期比年率で5.7%の大幅上昇となったことから、ドルが主要通貨に対して上昇、ユーロ/ドルは1.39ドルを割り込んでいます。ギリシャの債務問題から国債のCDSスプレッドが上昇、これが財務基盤の弱い他の国に波及する可能性があり、ユーロの下落が継続するリスクが伴います。次週は豪(RBA)、英(BOE)、欧州(ECB)の金融政策の発表が予定されており、豪は0.25%の利上げの可能性がありますが、BOE、ECBは政策金利を据え置きが予想されます。また、先週末にインド中銀が現金準備率を2/13に0.50%、2/27に0.25%の2段階で0.75%引き上げることを発表、中国に続きインドが準備預金率を引き上げてきたことで、他の新興国が引き締めに向かうことも考えられ、これが株価の下落のつながるとリスク回避の円買いへとつながり、クロス円が続落するかもしれません。また、5日には米国の雇用統計、週末にはカナダでG7財務相・中央銀行総裁会合が予定されていることから、円高に向かった場合の本邦からの口先および実弾(可能性は低いが)介入が行いにくいと思われ、思わぬ円高につながるかもしれません。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 88.30 91.30
ユーロ/ドル 1.3770 1.4100
ユーロ/円 122.50 128.90
ポンド/円 139.70 148.30
豪ドル/円 76.60 81.30

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは84,276コントラクトのショート減少の72,403コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は12,749コントラクトのショート減少の4,347コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは14,257コントラクトのショート増加の39,539コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは20,994コントラクトのロング減少の25,809コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは7,785コントラクトのロング減少の8,471コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(1日更新)

■イベント予定
2/1(月) 
・ 09:30 豪  第4四半期住宅価格指数(前期比)
・ 17:30 スイス 1月SVME-購買部協会景気指数
・ 18:30 英国 1月PMI製造業
・ 22:30 米国 12月個人支出
・ 22:30 米国 12月個人所得
・ 24:00 米国 12月建設支出(前月比)
24:00 米国 1月ISM製造業景況指数
2/2(火)
12:30 豪中銀(RBA)政策金利発表
・ 17:00 ノルウェー 1月購買担当者景気指数(PMI)
・ 18:30 英国 1月PMI建設業
・ 19:00 ユーロ圏 12月生産者物価指数(前月比)
・ 24:00 米国 12月中古住宅販売保留(前月比)
2/3(水)
09:30 豪 12月貿易収支
・ 18:00 ノルウェー 11月失業率
・ 18:30 英国 1月サービス業PMI
・ 19:00 ユーロ圏 12月小売売上高(前月比)
・ 22:00 ノルウェー 中銀(Norges Bank)政策金利発表
22:15 米国 1月ADP雇用統計
24:00 米国 1月ISM非製造業景況指数
2/4(木)
・ 06:45 NZ 第4四半期失業率
・ 09:30 豪 12月住宅建設許可件数 (前月比)
・ 16:15 スイス 12月貿易収支
・ 20:00 ドイツ 12月製造業受注(前月比)
21:00 英国 中銀(BOE)政策金利発表
21:45 ユーロ圏 欧州中央銀行金利発表
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 カナダ 12月住宅建設許可(前月比)
・ 24:00 米国 12月製造業受注指数
・ 24:00 カナダ 1月Ivey購買部協会指数
2/5(金)
・ 14:00 日本 12月景気先行CI指数
・ 14:00 日本 12月景気一致CI指数
・ 18:00 ノルウェー 12月鉱工業生産(前月比)
・ 18:30 英国 1月生産者仕入価格(前月比)
・ 18:30 英国 1月生産者出荷価格(前月比)
・ 20:00 ドイツ 12月鉱工業生産(前月比)
・ 21:00 カナダ 1月雇用ネット変化率
・ 21:00 カナダ 1月失業率
22:30 米国 1月非農業部門雇用者数変化
22:30 米国 1月失業率

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2010年1月30日 (土)

ドルと円が上昇した週

こんばんは。

今週は、18日に預金準備率が0.5%引き上げられたばかりの中国がさらにいくつかの銀行に対して引き締めを行うとの報道やギリシャの国債のCDSスプレッドの上昇、ドイツが救済を否定するなどユーロが弱含みとなる一方で、日本時間28日に行われたオバマ米大統領の一般教書演説では、雇用の改善が重点項目とされ、金融機関への規制に取り組むことにも触れていましたが、先に発言したような内容には触れなかったことで、市場にはやや楽観的なムードとなり、29日に発表された米10-12月期のGDPは前期比年率で5.7%の大幅な成長となったことからの「ドル買い」とリスク回避からの「円買い」で週を通してみるとドルが主要通貨に対して一番強く、が2番目(南アランドは除く)に強くなりました。一方、売られた通貨はギリシャの債務問題が燻り続けるユーロと来月2日の金融政策での利上げの可能性が後退した豪ドルが弱くなっています。次週は米ISMなどのセンチメント系の指標、英中銀(BOE)、欧州中銀(ECB)などの金融政策発表に加え、週末にはG7財務相・中央銀行総裁会合がカナダで予定されています。次週の予想はあすのブログを参照してください。

【週間騰落率(JPY)】
Blog20100130_01
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【週間騰落率(USD)】
Blog20100130_02
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

2010年1月29日 (金)

1/29本日の戦略-米GDPへの過度な期待は禁物-

おはようございます。今、企画系の本を読んでいるのですが、企画を作る時の図が相場を予測するときにも使えるのではないかとふと思いました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>豪ドル>ポンド>NZドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はオバマ米大統領の一般教書演説で金融改革についてはほとんど言及がなかったことから、アジア時間では概ねこれを好感したリスク選好の動きとなりました。しかし、ロンドン、NYではギリシャをめぐる問題がくすぶり続け、ギリシャ国債が急落したことや独政府が救済報道を否定したことで、不安感がなかなか払しょくされません。また、このタイミングでトリシェECB総裁も「強いドルを支持する」という発言を行っていますので、ユーロには引き続き下落圧力がかかるものと思われます。救済をしないと定めているリスボン条約の禁を破っていくのかが今後の注目となると思われ、独、仏やIMFからの救済の動きが出てくるようであれば、ユーロが下げ止まる可能性があります。

本日は米国の10-12月のGDP速報値が注目されています。市場の事前予想は前期比年率で4.7%の成長ですが、昨日発表された耐久財受注が市場予想から下振れしているうえ、12月の小売売上高が前月比で-0.3%(11月は1.3%から1.8%へ上方修正されている)となっていることから、市場の期待値が先行していると思われることと、FOMCでのホーニッグ・カンザスシティ連銀総裁のタカ派発言を受け、市場が政策金利の前倒し期待を抱いていることから、失望によるドル安や、クロス円の下落には注意したいところです。

週足チャートでは、ユーロ/ドルが一目均衡表で雲のねじれ(先行スパン1と2が交差)に位置していること、遅行線が雲の上から中に入っていること、遅行線が日々線を下に抜けたこと転換線が基準線を下抜けそうなことから、中期的にユーロが下落する可能性が高いことを示しているようです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 21日移動平均線を下抜け
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
メキシコペソ/円 90日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の雲の上から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:29→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.36 ~ 90.35
EURJPY 124.71 ~ 126.25
GBPJPY 144.04 ~ 146.13
AUDJPY 79.72 ~ 81.10
NZDJPY 62.78 ~ 63.88
CADJPY 83.59 ~ 84.85
ZARJPY 11.68 ~ 11.90
NOKJPY 15.10 ~ 15.34
MXNJPY 6.79 ~ 6.90
HKDJPY 11.49 ~ 11.62
SGDJPY 63.59 ~ 64.35
EURUSD 1.3898 ~ 1.4026

■前日のサマリー
昨日は東京時間の朝にユーロ/ドルでの仕掛け的な売りからストップロスを巻き込み、ユーロ/ドルが1.4030ドル近辺から1.3930ドルまで下落、ユーロ/円も126円台ミドルから125.90円まで下落、ドル/円は90円近辺から90.25円近辺へと上昇しました。その後、オバマ米大統領の一般教書演説が日本時間11時から行われ、金融規制に関して大きく取り上げられなかったこともあり、ダウ関物などが堅調に推移したことなどを背景にリスク選好の動きが強まりました。これによりロンドン時間にかけてドル/円が90.56円、ユーロ/円が127.08円、ユーロ/ドルが1.4053ドルの高値を付けました。しかし、ギリシャの国債が急落、独政府はギリシャ支援に関する報道を否定したことでユーロが売られ、更にNY時間に入り、米国で発表された新規失業保険申請件数や耐久財受注が市場予想を下振れすると、NYダウが弱含みで推移、リスク回避の「円買い」と「ドル買い」となったことから、ドル/円は一時89.62円、ユーロ/円は125.10円、ユーロ/ドルは1.3946ドルまで下落しました。取引終盤にかけてはNYダウが下げ幅を祝したこともあり、各々がやや化戻されました。
クローズはドル/円が89.92円、ユーロ/ドルが1.3970ドル、ユーロ/円は125.61円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10414.29 162.21 158.00%
FTSE100(英) 5145.74 -71.73 -137.00%
DAX(独) 5540.33 -102.87 -182.00%
NYダウ(米) 10120.46 -115.70 -113.00%
S&P500(米) 1084.53 -12.97 -118.00%
NASDAQ(米) 2179.00 -42.41 -191.00%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.63 -0.01
日本10年債 1.310 0.005
英10年債 3.94 0.06
独10年債 3.20 0.00

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1083.60 -0.90
NY原油(期近) 73.64 -0.03

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/29(金)
・ 08:30 日本 12月全国CPI(除生鮮/前年比)
・ 08:30 日本 12月有効求人倍率
・ 08:30 日本 12月家計調査消費支出(前年比)
・ 08:30 日本 12月失業率
・ 08:30 日本 1月東京CPI(前年比)
・ 08:30 日本 1月東京CPI(除生鮮/前年比)
・ 08:30 日本 12月全国CPI(前年比)
・ 08:50 日本 12月鉱工業生産(前月比)
・ 09:01 英国 1月GFK消費者信頼感調査
・ 09:30 豪 12月民間部門信用(前年比)
・ 14:00 日本 12月建設工事受注(前年比)
・ 14:00 日本 12月住宅着工戸数(前年比)
・ 14:00 日本 12月住宅着工戸数(年率)
・ 18:00 ユーロ圏 12月マネーサプライM3(前年比)
・ 19:00 ユーロ圏 12月失業率
・ 19:30 スイス 1月KOFスイス先行指数
・ 21:00 南ア 12月貿易収支(ランド)
・ 22:30 米国 第4四半期GDP速報値(前期比年率)
・ 22:30 米国 第4四半期雇用コスト指数
・ 22:30 米国 第4四半期個人消費
・ 22:30 カナダ 11月GDP(前月比)
・ 22:30 カナダ 12月原料価格指数(前月比)
・ 22:30 カナダ 12月鉱工業製品価格(前月比)
・ 23:45 米国 1月シカゴ購買部協会景気指数
・ 23:55 米国 1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
・ 00:00 米国 1月ミルウォーキー購買部協会景気指数

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2010年1月28日 (木)

1/28本日の戦略-政治がらみでのリスクインベンとに注意-

おはようございます。中国の旧正月に向けた人民の大移動が起こっていますね。日本の帰省ラッシュの比ではなさそうです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ユーロ>豪ドル>ポンド>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は波乱がないと思われた米FOMCでホーニッグ・カンザスシティ連銀総裁がただ一人反対票を投じ、これがドル買いにつながりました。ホーニッグ連銀総裁の反対票は同氏がもともとタカ派であることで他のメンバーへの影響があるのかの判断が分かれるところですが、FRBの景気判断は「当面緩やかな回復ペースとなる模様」と見ていることから、明日発表される米10-12月期GDPや今後の経済指標で強いものが出てこない限り、変化はないものと思います。また、FRBではバーナンキ議長の再任を決めたものの、本日上院で同議長の再任の採決が行われることから、若干のリスクが残ることになります。更に、日本時間の11時にオバマ米大統領の一般教書演説が行われます。オバマ大統領にとっては初の一般教書演説にあたることから、先週の金融規制案の真意を探ることになり、内容によっては株価の下落からの円高リスクがあります。

一方のユーロではギリシャでのCDSスプレッドが一時3.60%に拡大したことから、ユーロが売られる場面が見られました。落ち着きを取り戻すかに見えたギリシャ問題ですが、落ち着くまではしばらく時間がかかるものと思われ、こうしたリスクが周辺諸国(ポルトガルやスペインなど)へも悪影響を与えると思われることで、ユーロの弱含みが継続するのではないかと思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 21日移動平均線を上抜け
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:20→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY89.45 ~ 90.42
EURJPY125.34 ~ 126.83
GBPJPY144.45 ~ 146.46
AUDJPY79.87 ~ 81.20
NZDJPY63.00 ~ 64.06
CADJPY83.85 ~ 85.08
ZARJPY11.70 ~ 11.92
NOKJPY15.23 ~ 15.46
MXNJPY6.84 ~ 6.96
HKDJPY11.48 ~ 11.61
SGDJPY63.67 ~ 64.40
EURUSD1.3955 ~ 1.4081

■前日のサマリー
昨日は東京時間には株価が軟調に推移したことから、リスク回避の「円買い」と「ドル買い」の動きが継続し、ドル/円は朝方の89.70円近辺から89.14円、ユーロ/円は126.30円近辺から125.30円、ユーロ/ドルは1.4080ドル近辺から1.4096ドルをつけた後に1.4054ドルへと下落しました。ロンドン時間ではユーロ/ドルが1.40ドルにあると言われていたオプションバリアーを試す動きから1.4021ドルまで下落したものの続かず、ユーロ/円も125.23円まで連れ安となりましたが、ドル/円が底堅い動きとなったことなどから戻りを見せました。NY時間ではギリシャの債権が下落、ドイツの債権との利回りが拡大、CDSも3.60%へと拡大したことからユーロが下落し、ユーロ/ドルは1.4032ドル、ユーロ/円は125.42ドルまで下落しました。12月の新築住宅販売が34.2万戸と予想の36.6万戸よりは下振れしたことから、ドル/円が89.21円まで下落しましたが、朝方の89.14円を下抜けられなかったことで底堅く推移、午前4時15分に発表された米FOMCでは、政策金利が0~0.25%の誘導目標で据え置き、声明も「金利を長期間異例に低い水準に維持する」と変更がなかったことなどから、やや失望が先行したが、ホーニッグ米カンザスシティ連銀総裁が「長期にわたるFFレートの異例の水準に対する期待はもはや正当化できないほどに経済・金融環境が変化した」として反対票を投じたため、市場では短期金利が上昇し、ドルうを買う動きからドル/円は90.09円、ユーロ/円は126.40円まで上昇、ユーロ/ドルは1.3993ドルまで一時下落しました。
クローズはドル/円が90.00円、ユーロ/ドルが1.4022ドル、ユーロ/円は126.19円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10252.08 -73.20 -0.71%
FTSE100(英) 5217.47 -59.38 -1.13%
DAX(独) 5643.20 -25.73 -0.45%
NYダウ(米) 10236.16 41.87 0.41%
S&P500(米) 1097.50 5.33 0.49%
NASDAQ(米) 2221.41 17.68 0.80%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.65 0.03
日本10年債 1.310 -0.005
英10年債 3.88 -0.09
独10年債 3.20 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1084.50 -13.80
NY原油(期近) 73.67 -1.04

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/28(木)
・ 11:00 NZ 12月マネーサプライM3
・ 17:55 ドイツ 1月失業率(季調済)
・ 17:55 ドイツ 1月失業者数
・ 18:00 ノルウェー 1月失業率
・ 19:00 ユーロ圏 1月サービス業業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 1月業況判断指数
・ 19:00 ユーロ圏 1月経済信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 1月鉱工業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 1月消費者信頼感
・ 22:30 米国 12月耐久財受注
・ 22:30 米国 12月耐久財(除輸送用機器)
・ 22:30 米国 12月シカゴ連銀全米活動指数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
1/29(金)
・ 06:45 NZ 12月貿易収支(NZドル)
・ 06:45 NZ 12月住宅建設許可(前月比)

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2010年1月27日 (水)

オバマ大統領は製造業へ回帰したいのか

※このコラムは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。

先週のコラムで書いた「金融危機責任手数料」の導入に加え、オバマ米大統領は大手金融機関への規制の案を昨日(21日)発表した。これを受けた米株式市場は金融セクタが主導する形で下落した。

オバマ米大統領は
「自己勘定トレーディング事業、すべての銀行に禁止」
「金融機関の規模について新たな制限を提案」
「銀行はヘッジファンドの所有、投資をしてはならない」
「金融機関の無責任が新規制設定の一因」
「米国には危機回避へ常識に基づく改革が必要」
「安価なマネーを利用し利益をあげてはならない」
「金融機関の整理・統合を防ぐことも重要」
と発言、商業銀行の本来の業務である企業融資などに戻るべきともとれる内容である。

ちょうど米国では大手金融機関をはじめとした10-12月期の決算発表の真っ最中であり、こうしたタイミングで規制案が発表されるのは、大手金融機関が業績回復を機に高額報酬を復活させる動きを見せていることから、「中間選挙の前に納税者の不満を代弁した」と穿った見方をしているのは筆者だけであろうか。

英フィナンシャルタイムズ(アジア版)もコラムの中で、「大衆迎合主義的で危険だ」と批判、「今回の提案は極端な方針転換であり誤りだ」と論評している。

2008年の米リーマン・ショックまでは、中国など新興国が世界の工場となる一方で、米国など先進国は金融などの規制を緩和することで成長率を維持してきた。この規制案の全てが議会を通過するわけではないと思うが、米国は製造業やサービス業を中心とした産業構造に回帰したいのではないかと思える。オバマ米大統領が掲げるグリーン・ニューディール政策など新たな産業が生まれ、米国が世界をけん引する可能性もあるが、BRICsなどの新興国の安い労働力と比べると、いくら為替を意図的にドル安に誘導したとしても、米製造業が国際競争の中で勝ち抜いていくのは容易ではないであろう。

1/27本日の戦略-米FOMCでMBSの声明に注意か-

おはようございます。昨日は材料目白押しの日となりましたね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ユーロ>豪ドル>ポンド>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は追加の中国の引き締めから、ユーロや資源国通貨を中心に円が買われることになりました。また、ドル/円でも円が買われています。米格付け機関S&Pによるソブリン債の見通しが「ネガティブ」に変更されたことが一時的な円売り要因となったものの、これが続くかなかったことは市場の円高圧力が強いことを示しているのではないかと思われます。NYダウは僅かながらプラスとなりましたが、引き続き世界の株価の動向によるところが大きいと思われます。

本日は注目の米FOMCで金融政策が発表されます。政策金利は現行のFF金利誘導目標が0%~0.25%で変更がないと思われますが、以前の議事録では、MBS(モーゲージ債)買い入れが終了することに懸念を持つ委員もいたことから、買入終了に慎重な見方を示す内容となった場合には、金利低下とドルの下落の可能性があります。また、本日行われます米5年債の入札につきましては、昨日行われました米2年債の入札は3.13倍で好調とみることができ、リスク回避からの「質への逃避」で米債が買われやすいこともあり、波乱はないものと思います。こうしたことから、ドルの上値が引き続き重くなると見られ、ドル/円は心理的な節目の89.00円を試しに来るのではないかと思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 一目均衡表(日足)の雲の上から中
ドル/スイス 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜け
ノルウェークローネ/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:38→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.12 ~ 90.06
EURJPY 125.31 ~ 126.76
GBPJPY 143.71 ~ 145.64
AUDJPY 79.88 ~ 81.17
NZDJPY 62.93 ~ 63.96
CADJPY 83.67 ~ 84.88
ZARJPY 11.68 ~ 11.90
NOKJPY 15.20 ~ 15.42
MXNJPY 6.88 ~ 6.99
HKDJPY 11.44 ~ 11.56
SGDJPY 63.47 ~ 64.18
EURUSD 1.4003 ~ 1.4126

■前日のサマリー
昨日はオバマ・ショックから市場が落ち着きを取り戻してきたことで、東京時間の序盤は円が売られる動きとなり、ドル/円は1ドル=90.40円近辺から90.56円、ユーロ/円は1ユーロ=127円台後半から128.38円、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.41ドル台ミドルから1.4180ドルまで上昇しましたが、中国人民銀行など当局がいくつかの銀行に対して預金十日率の引き当てを要請したとの通信社の報道などで、上海総合株価指数などが下落、日銀の金融政策でも緩和策がとられなかったことで、ドル/円は89.53円、ユーロ/円は126.20円、ユーロ/ドルは1.4075ドルまで下落しました。その後、格付け機関米S&P本邦のソブリン債の格付けを「ネガティブ」に変更したことから円が売られ、ドル/円が90.50円、ユーロ/円が127.39円まで上昇しましたが、欧州株価が下落したことで、リスク回避の「円買い」が再燃し、ドル/円は90.38円、ユーロ/円は125.90円まで下落しました。ユーロ/ドルは発表された独IFOが市場予想よりは若干良い内容だったものの、ユーロを押し上げるまでには至りませんでした。NY時間帯では、鳩山由紀夫首相も「(株安、円高で)すぐに対策を講じる必要はない」と発言したことからドルの上値が重く、ドル/円は89円台後半、ユーロ/円は126円台前半からミドルでの推移となっていましたが、ドル/円は89.35円、ユーロ/円は125.67円まで下値を試す動きが出ましたが、このレベルで下げ止まりクローズにかけてはやや戻しました。また、この日大きく動いたのは10-12月期のGDPが発表されたポンドでした。GDP(前期比)は7四半期ぶりにプラス成長を回復したものの、市場が予想していた0.4%より下振れする0.1%にとどまったことで、期待が先行していた分売られ、ポンド/円は144.05円、ポンドドルは1.6093ドルまで下落しました。
クローズはドル/円が89.63円、ユーロ/ドルが1.4071ドル、ユーロ/円は126.11円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10325.28 -187.41 -1.78%
FTSE100(英) 5276.85 16.54 0.31%
DAX(独) 5668.93 37.56 0.67%
NYダウ(米) 10194.29 -2.57 -0.03%
S&P500(米) 1092.17 -4.61 -0.42%
NASDAQ(米) 2203.73 -7.07 -0.32%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.62 -0.01
日本10年債 1.320 -0.015
英10年債 3.88 -0.03
独10年債 3.21 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1098.30 2.60
NY原油(期近) 74.71 -0.55

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/27(水)
・ 09:30 オーストラリア 第4四半期消費者物価(前期比)
・ 18:30 南アフリカ 12月消費者物価指数(前月比)
・ 00:00 米国 12月新築住宅販売件数
・ 04:15 米国 FOMC金利誘導目標

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2010年1月26日 (火)

1/26本日の戦略-本邦投信設定などからロンドンまでは底堅い?-

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>NZドル>豪ドル>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は本日発表される英10-12月期のGDPへ対する期待が高まったことから、ポンドが主要通貨に対して上昇しました。また、NYダウが小幅ながら戻したことで、先週のオバマ・ショック(最近は何でも後ろにショックをつけるようです)のサプライズによる不安な市場の心理が落ち着いてきているように見えます。本日は本邦日銀の金融政策決定会合が予定されていて、量的緩和へ向かうかに注目されていることと、本邦からの投信設定が予定されていることから、ロンドン時間までは円安が進みやすい地合いではないかと思っています。ただ、18時00分には独IFO景気動向指数と18時30分には前出の英GDP、同キング中銀(BOE)総裁、タッカー英中銀(BOE)理事の議会証言も予定されていることから、ユーロ、ポンドの欧州通貨の動きには警戒を要します。特に英GDPは期待が先行しているだけに、先週末に発表された英小売が下振れしたことを考えると、相場格言の「噂で買って、事実で売る」「(材料が)出たらしまい」にならないかと懸念しています。米国ではS&P/ケースシラーや景気先行指数などの発表が予定されていますが、週半ばから後半にかけてFOMCや10-12月期GDP速報値の発表が予定されていることから、予断を許さない状況と思われます。バーナンキ米FRB議長の承認もホワイトハウスが切望しているものの、なかなか進んでいない現状であることから、こちらが仮に紛糾するようであればNYダウの下落を招く可能性があり、リスク回避の円買いにつながる可能性があるものと思っています。

チャートではユーロ/ドル、ユーロ/円、南アランド/円でストキャスティックススロー(9日,3,3)でゴールデンクロスが出ていることで、短期的な戻りが期待されます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
ユーロ/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/円 一目均衡表(日足)の雲の上
ドル/スイス ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
南アランド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/スイス 一目均衡表(日足)の雲の上

■変動率からの予想レンジ 09:11→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.76 ~ 90.68
EURJPY 126.96 ~ 128.36
GBPJPY 145.73 ~ 147.57
AUDJPY 80.98 ~ 82.22
NZDJPY 63.94 ~ 64.91
CADJPY 84.70 ~ 85.86
ZARJPY 11.78 ~ 12.00
NOKJPY 15.39 ~ 15.60
MXNJPY 6.93 ~ 7.04
HKDJPY 11.53 ~ 11.65
SGDJPY 64.17 ~ 64.85
EURUSD 1.4087 ~ 1.4209

■前日のサマリー
昨日は、朝方に先週末のNYダウの下落を引きずる格好で本邦株式市場が下落し、それに連れ、リスク回避の動きで、ドル/円は1ドル=89.82円、ユーロ/円は1ユーロ=127.08円まで下落ユーロ/ドルも1ユーロ=1.4134ドルまで下落しています。その後、再任の承認が遅れているバーナンキ米FRB議長の承認のめどが立ったとの見方などから株価が下げ幅を縮めると、「円売り」「ドル売り」の流れとなりました。ロンドン時間にはドル/円が90.30円近辺、ユーロ/円が127.90円近辺まで推移、本邦MSFGの公募増資に伴う円買いで、ドル/円は一時89.99円、ユーロ/円は127.22円まで下落する場面が見られましたが、ギリシャの国際の応募が前回を上回ったことなどが好感され、ユーロ/ドルが1.4130ドル近辺から1.4195ドルまで上昇すると、ユーロ/円も128.15円の高値を付けました。ただ、株価が軟調に推移したこともあり、ユーロの上値が押さえられました。NY時間では、発表された米12月の中古住宅販売件数が545万戸と市場予想より下振れしたことで、ドル売りとなり、ドル/円は89.95円、ユーロ/円は127.20円まで下落、ユーロ/ドルも1.4128ドルまで下落しました。その後、NYダウが小幅ながら上昇に転じたことで、円買いが一服し、ドル/円は90円台を回復、ユーロ/円は127円台後半、ユーロ/ドルは1.4150ドル近辺へと戻しています。
クローズはドル/円が90.28円、ユーロ/ドルが1.4150ドル、ユーロ/円は127.74円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10512.69 -77.86 -0.74%
FTSE100(英) 5260.31 -42.68 -0.80%
DAX(独) 5631.37 -63.95 -1.12%
NYダウ(米) 10196.86 23.88 0.23%
S&P500(米) 1096.78 5.02 0.46%
NASDAQ(米) 2210.80 5.51 0.25%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.63 0.02
日本10年債 1.330 0.010
英10年債 3.91 -0.01
独10年債 3.22 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1095.70 6.00
NY原油(期近) 75.26 0.72

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/26(火)
・ 豪市場休場(オーストラリアデー)
・ 08:50 日本 12月企業向けサービス価格指数
・ 12:00頃 日本 日銀目標金利
・ 15:30 白川方明日銀総裁定例記者会見
・ 18:00 ユーロ圏 11月経常収支(季調前)
・ 18:00 ドイツ 1月IFO景気動向
・ 18:30 英国 第4四半期GDP
・ 18:45 キングBOE総裁議会証言
・ 18:45 タッカーBOE理事議会証言
・ 23:00 米国 11月S&P/ケース・シラー総合20
・ 23:00頃 南ア 1月南ア準備銀行(SARB)政策金利発表
・ 00:00 米国 11月住宅価格指数(前月比)
・ 00:00 米国 1月リッチモンド連銀製造業指数
・ 00:00 米国 1月消費者信頼感指数

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2010年1月25日 (月)

1/25本日の戦略-株価下落のスパイラルからの円高に注意-

おはようございます。本日もよろしくお願いします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
先週後半にオバマ米大統領からなされた金融機関への規制案の行方を見極めたいという見方が多く、規制案から業績が悪化すると予想される金融セクタを中心に株価が下落していることで、リスク回避の円買いの動きが継続しているものの、週末金曜日は株の下落幅にもかかわらず、それほど円買い圧力は強くなかったようです。市場では、今月まで期限が切れるバーナンキFRB議長の信認問題も抱えており、これが長引く、または否認されるようであれば株価のさらなる下落につながり、円買いとドル売りの圧力が強まることが予想されます。また、2月のカナダで開催されるG7に向けての中国人民元への切り上げ圧力も強まってくると思われることから、円高が進む可能性があります。ただ、今週は米FOMC、後半には米10-12月期のGDPの発表予定されており、経済指標からは米国の経済の回復傾向が読み取れると思われることで、内容次第で楽観的な見方が多少戻るようであれば、ドルの下落もそれほど深くならない可能性があります。

ドル/円のチャートでは一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下に抜けてしまっています。チャートからはドル/円の戻りが抑えられる可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 90日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の転換線が基準線を下抜け
カナダドル/円 90日移動平均線を下抜け
ノルウェークローネ/円 一目均衡表(日足)の雲を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:08→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.36 ~ 90.28
EURJPY 126.29 ~ 127.67
GBPJPY 143.96 ~ 145.73
AUDJPY 80.32 ~ 81.52
NZDJPY 63.31 ~ 64.27
CADJPY 84.29 ~ 85.44
ZARJPY 11.65 ~ 11.86
NOKJPY 15.35 ~ 15.57
MXNJPY 6.84 ~ 6.94
HKDJPY 11.49 ~ 11.61
SGDJPY 63.63 ~ 64.30
EURUSD 1.4070 ~ 1.4195

■前日のサマリー
週末は、オバマ米大統領による金融引き締め案の影響で株式市場が軟調に推移するなかでドルが下落し、昨年12/18以来となる1ドル=90円割れとなり、東京時間に一時1ドル=89.78円まで下落ししました。ロンドン時間には、ショートカバーなどもあり、90.57円まで戻須場面も見られましたが、NY市場では株価が2日連続の200ドル超の続落となったことで、ドルが再び89.81円まで下落、そのまま安値圏で取引を終えました。ユーロ/ドルはドルが弱含みですいする中、朝方付けた1ユーロ=1.4065ドルから1.4166ドルまで上昇、材料がないかで米GEの決算が市場予想より良かったことでドル買いとなり、1.4086ドルまで下落しましたが、ウエーバー独連銀総裁が「即経済は思ったよりもずっと好調」などと発言したことで、1.4182ドルまで上昇、1.4140ドル近辺でクローズしました。
クローズはドル/円が89.81円、ユーロ/ドルが1.4133ドル、ユーロ/円は126.92円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10590.55 -277.86 -2.56%
FTSE100(英) 5302.99 -32.11 -0.60%
DAX(独) 5695.32 -51.65 -0.90%
NYダウ(米) 10172.98 -216.90 -2.09%
S&P500(米) 1091.76 -24.72 -2.21%
NASDAQ(米) 2205.29 -60.41 -2.67%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.61 0.02
日本10年債 1.320 -0.020
英10年債 3.92 -0.01
独10年債 3.22 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1089.70 -13.50
NY原油(期近) 74.54 -1.54

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/25(月) 
・ 09:30 豪  第4四半期生産者物価指数(前期比) 
・ 16:00 ドイツ 2月GFK消費者信頼感調査
・ 00:00 日本 日銀目標金利(無担保コール翌日物)
・ 00:00 米国 12月中古住宅販売件数
・ 00:30 米国 1月ダラス連銀製造業活動

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2010年1月24日 (日)

1/25の週の見通し

こんばんは。先週後半からちょっと風邪気味です。皆さんも風には気を付けてください。

22日に発表された19日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショート(売り)が約13,000コントラクトの増加、円は変わらず、ユーロはショートが増加、NZはロングが小幅増、カナダは小幅減となっています。

先週はギリシアの債務問題に対する懸念からユーロの下落が継続し、木曜日にはオバマ米大統領による厳しい金融機関に対する規制案が出されたことで、週後半には対ドルでは昨年8月以来となる1.4028ドルまで下落、ドル/円、クロス円も株式市場の下落から、リスク回避の「円買い」の動きとなり下落しています。週の騰落率をみると、円とドルが買われた週となり、米株価の下落で"質への逃避"で債券が買われ(利回りは低下し)たことから、ドル/円ではドルが下落しました。

今週は、重要な経済指標の発表があります。米国のFOMC(28日)をはじめとして、日銀(26日)、NZ準備銀行(28日)の金融政策、英10-12月期GDP(26日)、米10-12月期GDP(29日)、米耐久財受注、中古、新築住宅販売などが予定されています。また、米国の2年債(440億ドル)、5年債(420億ドル)、7年債(320億ドル)の入札が行われます。市場では先週木曜日(金曜日早朝)にオバマ米大統領が提案した金融機関へ対する規制の行方による米株式市場の影響が懸念されますが、米経済指標の内容により、市場へ楽観的な見方が戻るようであれば、円売りに動きやすくなると思われますが、株価の下げが止まらないと円高に向かう可能性が高まります。テクニカル上では、ドル円やクロス円では週後半に大幅な下げとなっていることから、下落が継続する可能性があることを示しています。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 88.00 91.50
ユーロ/ドル 1.3800 1.4150
ユーロ/円 124.50 129.60
ポンド/円 139.70 149.30
豪ドル/円 76.70 83.20

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは13,254コントラクトのショート増加の156,679コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は352コントラクトのショート減少の17,096コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは7,365コントラクトのショート増加の25,282コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは1,892コントラクトのロング減少の46,803コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは673コントラクトのロング増加の16,356コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(25日更新)

■イベント予定
1/25(月)
・ 09:30 豪  第4四半期生産者物価指数
・ 16:00 ドイツ 2月GFK消費者信頼感調査
00:00 米国 12月中古住宅販売件数
・ 00:30 米国 1月ダラス連銀製造業活動
1/26(火)
・ 08:50 日本 12月企業向けサービス価格指数
・ 00:00 日本 日銀目標金利
・ 18:00 ユーロ圏 11月経常収支
・ 18:00 ドイツ 1月IFO景気動向
18:30 英国 第4四半期GDP
23:00 米国 11月S&P/ケース・シラー住宅価格
23:00 南ア 準備銀行(SARB)政策金利発表
・ 00:00 米国 11月住宅価格指数
・ 00:00 米国 1月リッチモンド連銀製造業指数
・ 00:00 米国 1月消費者信頼感指数
・ 08:50 日本 12月通関ベース貿易収支
1/27(水)
09:30 豪 第4四半期消費者物価
・ 18:30 南ア 12月消費者物価指数
00:00 米国 12月新築住宅販売件数
04:15 米国 FOMC金利誘導目標
1/28(木)
・ 05:00 NZ 準備銀行(RBNZ)政策金利発表
・ 11:00 NZ 12月マネーサプライM3
・ 17:55 ドイツ 1月失業率
・ 17:55 ドイツ 1月失業者数(人)
・ 18:00 ノルウェー 1月失業率
・ 19:00 ユーロ圏 1月サービス業業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 1月業況判断指数
・ 19:00 ユーロ圏 1月経済信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 1月鉱工業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 1月消費者信頼感
22:30 米国 12月耐久財受注
22:30 米国 12月耐久財(除輸送用機器)
・ 22:30 米国 12月シカゴ連銀全米活動指数
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
1/29(金)
・ 06:45 NZ 12月貿易収支(NZドル)
・ 06:45 NZ 12月住宅建設許可
・ 08:30 日本 12月有効求人倍率
・ 08:30 日本 12月家計調査消費支出
・ 08:30 日本 12月失業率
・ 08:30 日本 1月東京消費者物価指数(前年比)
・ 08:30 日本 1月東京消費者物価指数(除生鮮/前年比)
・ 08:30 日本 12月全国消費者物価指数(前年比)
・ 08:30 日本 12月全国消費者物価指数(除生鮮/前年比)
・ 08:50 日本 12月鉱工業生産
・ 09:01 英国 1月GFK消費者信頼感調査
・ 09:30 豪 12月民間部門信用
・ 14:00 日本 12月建設工事受注
・ 14:00 日本 12月住宅着工戸数
・ 18:00 ユーロ圏 12月マネーサプライM3
・ 18:00 ノルウェー 12月小売売上高
・ 19:00 ユーロ圏 12月失業率
・ 19:30 スイス 1月KOFスイス先行指数
・ 21:00 南ア 12月貿易収支(ランド)
22:30 米国 第4四半期GDP速報値(前期比年率)
・ 22:30 米国 第4四半期雇用コスト指数
22:30 米国 第4四半期個人消費
・ 22:30 カナダ 11月GDP(前月比)
・ 22:30 カナダ 12月原料価格指数(前月比)
・ 22:30 カナダ 12月鉱工業製品価格(前月比)
・ 23:45 米国 1月シカゴ購買部協会景気指数
23:55 米国 1月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値
・ 00:00 米国 1月ミルウォーキー購買部協会景気指数

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2010年1月22日 (金)

1/22本日の戦略-米規制強化への警戒からリスク回避継続か-

おはようございます。もう12時を回ってしまいました。昨日のオバマ大統領の規制案の内容はかなり厳しいものですね。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ユーロ>ポンド>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
オバマ大統領による金融機関への規制案では、「自己勘定トレーディング事業、すべての銀行で禁止」「銀行はヘッジファンドの所有、投資をしてはならない」などとなっています。これが金融機関の収益を圧迫するとみなされ、金融株が主導でNYダウが200ドル超の下落となり、投資家恐怖心理数(VIX)も22.27まで上昇、為替市場ではリスク回避の「円買い」の動きとなりました。中国の規制強化の動きに加えて、米国での金融機関への規制強化の動きが加わると、株価の下落が継続する可能性があり、リスク回避の円買いの動きが継続すると思われます。また、2月のカナダのG7では中国人民元への更なる柔軟化の圧力がかかると思われることから、しばらくは円高の圧力が継続することになりそうです。このため、ドル/円のみならず、クロス円でも資源国通貨を中心として下げが大きくなるのではないかと思います。

チャート上ではドル/円は週足の一目均衡表の転換線となる89.30円近辺が一つのめどとなりそうです。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
豪ドル/円 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
ポンド/円 21日、90日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
NZドル/円 90日移動平均線を下抜け
カナダドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
シンガポールドル/円 90日移動平均線を下抜け
南アランド/円 90日移動平均線を下抜け
メキシコペソ/円 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
ノルウェークローネ/円 一目均衡表(日足)の雲の下抜け
ポンド/スイス ストキャスティックス(スロー)を下抜け
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の基準線、雲を下抜け
NZドル/米ドル 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
豪ドル/NZドル 一目均衡表(日足)の雲の上

■変動率からの予想レンジ 12:43→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 89.91 ~ 90.84
EURJPY 126.61 ~ 127.97
GBPJPY 145.60 ~ 147.32
AUDJPY 80.75 ~ 81.92
NZDJPY 63.71 ~ 64.65
CADJPY 85.31 ~ 86.47
ZARJPY 11.76 ~ 11.98
NOKJPY 15.40 ~ 15.61
MXNJPY 6.90 ~ 7.01
HKDJPY 11.55 ~ 11.67
SGDJPY 63.99 ~ 64.66
EURUSD 1.4020 ~ 1.4144

■前日のサマリー
昨日は東京市場では11時に発表された中国のGDPが市場予想を上回る伸びとなったことなどで、前日の中国による引き締め観測で売られていたドル/円やクロス円が買われる流れとなり、ドル/円は1ドル=91円台後半、ユーロ/円も129円台前半となりました。ただ、ユーロ/ドルは朝方に1.4140ドル近辺まで戻していたものの、1.4070ドル近辺へと下落しました。ロンドン時間では、発表されたユーロ圏の景気総合指数が53.6に低下したことから、ユーロドルは1.4029ドルまで下落、ドル/円は91.87円まで、ユーロ/円は129.32円までドル/円に連れて上昇しました。NY時間では発表された新規失業保険申請件数が悪化したことからドル売りとなり、更にオバマ米大統領が金融機関に対する新たな規制の方策(案)を発表したことから、金融機関の行政悪化懸念からNYダウの大幅下落、リスク回避の「円買い」となり、ドル/円は91.80円近辺から90.11円、ユーロ/円は129.50円近辺から127.18円、ユーロ/ドルは1.4110ドル近辺から1.4030ドルへ下落後、1,4144ドルへと上昇しました。ただ、ユーロ/ドルの戻りは鈍く、クローズにかけては1.41ドルを割り込みました。
クローズはドル/円が90.24円、ユーロ/ドルが1.4084ドル、ユーロ/円は127.38円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10868.41 130.89 1.22%
FTSE100(英) 5335.10 -85.70 -1.58%
DAX(独) 5746.97 -104.56 -1.79%
NYダウ(米) 10389.88 -213.27 -2.01%
S&P500(米) 1116.48 -21.56 -1.89%
NASDAQ(米) 2265.70 -25.55 -1.12%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.59 -0.06
日本10年債 1.340 0.010
英10年債 3.93 -0.09
独10年債 3.21 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1103.20 -9.40
NY原油(期近) 76.08 -1.66

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/22(金) 
・ 09:30 豪 第4四半期輸入物価指数(前期比)
・ 09:30 豪 第4四半期輸出物価指数(前期比)
・ 13:30 日本 11月全産業活動指数(前月比)
・ 18:30 英国 12月小売売上高指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 11月鉱工業新規受注(前月比)
・ 21:00 ユーロ圏 ゴンザレス・パラモ欧州中央銀行(ECB)理事講演
・ 22:30 カナダ 11月小売売上高(前月比)
・ 22:30 カナダ 11月小売売上高自動車除く(前月比)

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2010年1月21日 (木)

1/21本日の戦略-市場テーマはユーロ売りの模様-

おはようございます。昨日は暖かくてというより暑かったです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>円>ポンド>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は中国人民銀行が一部の銀行に融資の制限を求めたことで、引き締めの観測が強まり、これが資源の需要の減退につながるとの見方から、資源国通貨が売られたことやくすぶり続けるギリシャの債務問題では、CDSスプレッド(これが上昇するほど信用リスクが高まっていることを示している)が、過去最大となったことで、ユーロへの懸念が継続しています。市場がこれをテーマにしていることは想像に難くなく、昨年12月のドバイ・ショック以降にギリシャ問題が浮上しているものの、ユーロが下げだしてからそれほど間がないことやチャート上のテクニカルポイントを下抜けてきたことから、ユーロには引き続き下落圧力が継続するものと思います。

本日は午前11時に中国のGDPなどの発表があります。GDP自体は伸びが期待されているものの、市場では引き締めを先取りをした形となったことで、発表を受け、内容が予想通りであれば昨日の下落からは戻りを見せるのではないかと思います。ただ、現在のドル以外での円が買われやすい流れを変えるまでには至らないのではないかと予想しています。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
豪ドル/円 21日移動平均線を下抜け
NZドル/円 21日移動平均線を下抜け
カナダドル/円 21日移動平均線を下抜け
南アランド/円 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
NZドル/米ドル 21日、90日移動平均線、一目均衡表(日足)の雲を下抜け

■変動率からの予想レンジ 09:24→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.76 ~ 91.66
EURJPY 127.98 ~ 129.29
GBPJPY 147.82 ~ 149.48
AUDJPY 82.43 ~ 83.55
NZDJPY 65.37 ~ 66.26
CADJPY 86.61 ~ 87.76
ZARJPY 11.97 ~ 12.18
NOKJPY 15.67 ~ 15.88
MXNJPY 7.07 ~ 7.17
HKDJPY 11.65 ~ 11.77
SGDJPY 64.77 ~ 65.42
EURUSD 1.4044 ~ 1.4168

■前日のサマリー
昨日は朝方にユーロ/ドルの1.4250ドルにあると言われていたロスカットを狙いに行く動きから、1.4280ドル近辺からロスカットを巻き込んで1.4180ドルへと下落、ユーロ/円も1ユーロ=130.30円近辺から129.41円へと下落しました。ドル/円は1ドル=91円近辺から91.27円へ上昇。その後、一時91.37円まで上昇する場面が見られましたが、中国の総量規制が継続するとの観測、早期利上げの観測などで、リスク回避からの「円買い」と「ドル買い」となり、ロンドン時間ではドル/円は90.79円、ユーロ/円は128.52円まで下落、ユーロ/ドルも1.4130ドルまで下落しました。その後、懸念されているギリシャ国際のCDSスプレッドが3.455%(過去最大)へ拡大したことや米大手銀行のバンクオブ・アメリカの決算が市場予想を上回る1株当たり60セントの損失となったことから、NYダウが一時200ドル以上下落したことで、リスク回避の動きが継続し、ドルが円より買われたことで、ドル/円は91.46円まで一時上昇、ユーロ/ドルは1.41ドルのストップロスを巻き込んで1.4080ドルへと下落、ユーロ/円は128.40円まで下落後、ドル/円に連れ129.22円まで戻す場面もみられました。
クローズはドル/円が91.24円、ユーロ/ドルが1.4106ドル、ユーロ/円は128.70円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10737.52 -27.38 -0.25%
FTSE100(英) 5420.80 -92.34 -1.67%
DAX(独) 5851.53 -124.95 -2.09%
NYダウ(米) 10603.15 -122.28 -1.14%
S&P500(米) 1138.04 -12.19 -1.06%
NASDAQ(米) 2291.25 -29.15 -1.26%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.65 -0.04
日本10年債 1.330 0.005
英10年債 4.01 -0.01
独10年債 3.22 -0.05

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1112.60 -27.40
NY原油(期近) 77.62 -1.40

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/21(木) 
・ 19:00 ドイツ ウェーバー独連銀総裁講演
・ 20:00 米国 フィフス・サード・バンコープ第4四半期決算
・ 21:00 ユーロ圏 トリシェECB総裁講演
・ 22:00 米国 ゴールドマン・サックス第4四半期決算
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 00:00 米国 12月景気先行指標総合指数
・ 00:00 米国 1月フィラデルフィア連銀指数
・ 03:30 英国 タッカー・イングランド銀行(BOE)理事講演

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2010年1月20日 (水)

ウォール街とワシントンの温度差

※このコラムは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。

昨日(14日)に経済紙を中心に、オバマ米大統領が大手金融機関や保険会社に資産規模に応じて課金する「金融危機責任手数料」を導入する方針を決めたとうニュースが報じられた。これは2008年9月に発生したリーマン・ショックなどの信用不安により、金融機関や自動車メーカーなどに投入された公的資金の損失を穴埋めするためのもので、資産規模が500億ドル(4兆5500億円)超の金融機関や保険会社(米企業の約35社、外資系企業の10~15社程度)に対して、今後約10年感にわたり資産規模に応じて課税するというものだが、これらの企業にとっては事実上の増税となる。オバマ米大統領は2月初旬の予算教書に盛り込んで、今夏からの実施を目指しているようだ。

この「金融危機責任手数料」導入の背景には、公的資金の投入によりバランスシートが拡大し、1兆ドルを超える米財政赤字の補てんを意図していることもあるが、公的資金の投入により破たんを免れた米大手銀行が、2009年7-9月期に軒並み好業績をあげ、高額報酬を復活させつつあることから、このところ支持率が低下してきているオバマ米政権の米中間選挙を睨んだ選挙対策の色の方が濃いのではないか。

当然、大手金融機関の首脳からは反発の声が聞こえてくる。また、公的資金を受けた自動車メーカーが対象外となることで不公平感は否めない。また、外資系銀行が対象になっていることも、今後議論を呼びそうであるが、欧州でも英国やドイツ、フランスが銀行員の一定以上の賞与に高率の税を課すことを表明(賞与ではなく基本給のアップで対抗を考えているところもあるようだが)しており、概ね世論の支持を得ていると思われる。

ウォール街(金融)とワシントン(政治)は、公的資金の投入をめぐっても温度差があり、リーマン・ブラザーズの破たんから深刻な信用不安を招いたという説もある。今後もワシントンからいろいろな規制が出されると思うが、規制がドルの信認につながるのか、資金がドルから逃げていくのかは歴史が判断することになるだろう。

1/20本日の戦略-市場は明日の中国GDP、CPI待ちか-

おはようございます。NHKのBSの今日の世界を見ていましたら、南米チリでも中道左派から右派への政権交代があったようです。経済的にも安定しているようで、和やかな雰囲気での交代というのもめずらい光景でした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>ドル>豪ドル>円>NZドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は英消費者物価指数が予想以上に上昇していることから、英の出口戦略に向けてポジティブな見方と米クラフトによる英キャドベリー買収が117億ポンド(190億ドル)で合意に達したことなどから、ポンドが主要通貨に対して上昇しました。一方では、燻り続けるギリシャ問題に加え、独のZEWが4か月連続で悪化したことから、リスク回避として主要通貨でユーロを売る動きとなっているようです。英国では本日18時30分に雇用の統計の発表と1/6-7に開催された英中銀(BOE)金融政策委員会の議事が公表されます。昨日の消費者物価指数を受けて金利に対して期待が高まっていると思われることから、議事録の内容によっては失望が出やすいものと思われます。このため、調整の下げにつながる可能性もあり注意が必要です。

本日はこのほかにも米国での大手金融機関のバンクオブ・NYメロン銀行(20時30分)、モルガン・スタンレー(22時)、ウエルズ・ファーゴ(22時)の決算発表が予定されています。また、タドリー米NY連銀総裁の講演(22時20分)、米12月住宅着工件数(22時30分)、建設許可件数(22時30分)も予定されており、これらを受けて米国の長期金利が上昇するようであれば、ドルが買われやすくなると思われます。市場全体では明日発表される中国のGDP、消費者物価指数待ちと思われますが、2009年のGDPが8%以上(保八)は確実持されており、むしろ物価の上昇からさらなる引き締めとなるのかに関心が集まっているものと思われ、引き締め機運が高まると豪ドルなどの資源国通貨が売られやすくなると思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を回復、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ドル/スイス 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
香港ドル/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 09:03→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.64 ~ 91.59
EURJPY 129.53 ~ 130.88
GBPJPY 148.25 ~ 149.97
AUDJPY 83.56 ~ 84.73
NZDJPY 66.57 ~ 67.47
CADJPY 87.81 ~ 89.01
ZARJPY 12.17 ~ 12.39
NOKJPY 15.91 ~ 16.13
MXNJPY 7.13 ~ 7.23
HKDJPY 11.65 ~ 11.77
SGDJPY 65.14 ~ 65.82
EURUSD 1.4230 ~ 1.4353

■前日のサマリー
昨日は東京時間では、日本航空(JAL)の会社更生法申請による為替予約(ドル買い)解消の思惑などからドル売りが先行shい、ドル/円は朝方の1ドル=90.77円から90.34円まで下落、ユーロ/円も1ユーロ=130.72円から129.98円まで下落しました。ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4415ドルまで上昇後、1.4385ドルとの間の狭いレンジでした。ロンドン時間帯では、発表された英12月の消費者物価指数が市場予想より上振れしたで、利上げ期待からポンド買われ、更に独1月ZEW景況感調査が47.2と市場より悪化していたことなどからユーロは売り込まれ、NY時間にかけて1.4410ドル近辺から1.4263ドル、ユーロ/円は130.55円近辺から129.64円まで下落、ドル/円は米金利の上昇もあり90.31円の安値をつけた後は91.05円まで上昇しました。NY市場では米シティ・グループの決算が1株当たり34セントの損失と市場予想より悪かったものの11月の対米証券投資が1,268億ドルの流入超となっていたことやNYダウが100ドル超の上昇を見せたことでドル/円は91.27円の高値をつけ、91円台前半でのその後は推移しました。
クローズはドル/円が91.11円、ユーロ/ドルが1.4288ドル、ユーロ/円は130.17円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10764.90 -90.18 -0.83%
FTSE100(英) 5513.14 18.75 0.34%
DAX(独) 5976.48 57.93 0.98%
NYダウ(米) 10725.43 115.78 1.09%
S&P500(米) 1150.23 14.20 1.25%
NASDAQ(米) 2320.40 32.41 1.42%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.69 0.02
日本10年債 1.330 0.015
英10年債 4.03 0.09
独10年債 3.28 0.03

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1140.00 9.50
NY原油(期近) 79.02 1.02

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/20(水) 
・ 16:00 ドイツ 12月生産者物価指数(前年比)
・ 16:00 ドイツ 12月生産者物価指数(前月比)
・ 18:30 英国 12月失業保険申請件数推移(人)
・ 18:30 英国 12月失業率(社会保障受給)
・ 18:30 英国 英中銀(BOE)金融政策委員会議事公表
・ 18:30 南ア 11月実質小売売上(前年比)
・ 20:30 米国 バンク・オブ・NYメロン第4四半期決算
・ 21:00 カナダ 12月消費者物価指数(前月比)
・ 22:30 米国 12月生産者物価指数コア(前月比)
・ 22:30 米国 12月生産者物価指数(前月比)
・ 22:30 米国 12月建設許可件数
・ 22:30 米国 12月住宅着工件数
1/21(木)
・ 06:45 ニュージーランド 11月小売売上高自動車除く(前月比)
・ 06:45 ニュージーランド 11月小売売上高指数(前月比)

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2010年1月19日 (火)

1/19本日の戦略-ユーロに下落リスクは伴うが…-

おはようございます。昨日は子供の宿題につきあい久々にシリウスを見ました。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>ポンド>NZドル>円>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は米国市場が休場と相場の方向性がつかみにくいこともあり、全体的に小動きとなりました。欧州株価は続落からは免れたものの、ユーロ・グループの各財務相はギリシャの財政危機が域内に拡大する恐れがあるとして、同国が自力で財政赤字を抑制する必要があると訴えています。このため、ユーロには引き続き下落リスクが伴うものと思いますが、ノボトニー・オーストリア財務相による、ユーロの現在の水準には問題がない(ただし、上昇トレンドは望まない)との発言やユーロ/ドル自体の動きを見ると1.42ドル近辺でサポート(週足の一目均衡表の遅行線に対する雲の上限)されているように見えますので、ここ1、2週間はこのレベルでサポートされるのではないかと見ています。

本日は日本航空(JAL)が会社更生法の適用申請を行います。これにより市場には安心感が出ると思われ、円がやや売られやすくなるのではないかと思われます。また、欧州時間には英12月消費者物価指数(18時30分)、独1月ZEW景況感調査(19時)、米国ではシティ・グループの決算発表(22時)、対米証券投資(23時)、NAHB住宅価格(3時)が予定されています。英の消費者物価は前年比で2.6%上昇の予想であり、中銀(BOE)のインフレターゲットの2.0%を超えてくることから、引き締め期待が高まるとポンドの上昇が継続する可能性があります。欧州の景況感は若干の悪化予想、対米証券投資は増加予想、NAHBは小幅な改善予想となっています。このため、米国の株価が上昇するようであれば、リスク回避の円買いの動きも一服するのではないかと思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
ポンド/ドル 90日移動平均線を上に抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
香港ドル/円 
一目均衡表(日足)の基準線を下抜け
ポンド/スイス 一目均衡表(日足)の雲の上へ

■変動率からの予想レンジ 09:00→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.29 ~ 91.24
EURJPY 129.87 ~ 131.26
GBPJPY 147.42 ~ 149.16
AUDJPY 83.48 ~ 84.66
NZDJPY 66.59 ~ 67.51
CADJPY 87.91 ~ 89.13
ZARJPY 12.14 ~ 12.36
NOKJPY 15.93 ~ 16.16
MXNJPY 7.08 ~ 7.19
HKDJPY 11.61 ~ 11.73
SGDJPY 64.96 ~ 65.65
EURUSD 1.4321 ~ 1.4448

■前日のサマリー
昨日は目立った材料のない中で、株価の動向に注目が集まったものの、東京時間では日本の政局の不透明感などから円が売られやすくなり、ドル/円は一時91円にタッチ、ユーロ/円も1ユーロ=130.70円近辺まで上昇したものの、日経平均株価が下落したことで、リス回避の円売りが継続し、ドル/円は90.71円、ユーロ/円は130.10円まで下落しました。また、ユーロ/ドルも朝方の1ユーロ=1.4370ドル近辺から1.4335ドル近辺へと下落しました。東京時間午後からは日経平均株価が下げ渋ったことやロンドン時間では株価が上昇に転じたことなどで、リスク回避の動きも収まり、ドル/円は91.07円、ユーロ/円は130.94円まで上昇したものの上値重く、同日夜に開催されるユーログループ会合を前にしたポジション調整などの動きからドル/円は90.65円、ユーロ/円は130.25円まで下落しました。NY時間では米国がキング牧師デーで休場となり、市場参加者が少ない中で小動きとなり、カナダ財務相高官の「2月のG7で為替について討議すると予想」、ノボトニー・オーストリア中銀総裁の「現在のユーロの水準に問題はない」との発言もあまり材料視されず、各通貨とも小動きとなりました。
クローズはドル/円が90.78円、ユーロ/ドルが1.4383ドル、ユーロ/円は130.56円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10855.08 -127.02 -1.16%
FTSE100(英) 5494.39 39.02 0.72%
DAX(独) 5918.55 42.58 0.72%
NYダウ(米) 10609.65 -1 -
S&P500(米) 1136.03 - -
NASDAQ(米) 2287.99 - -

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.67 -
日本10年債 1.315 -0.005
英10年債 3.94 0.00
独10年債 3.25 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1130.50 -
NY原油(期近) 78.00 -

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/19(火) 
・ 14:00 日本 12月消費者態度指数
・ 14:00 日本 12月消費者態度指数 一般世帯
・ 18:00 ノルウェー 第4四半期中古住宅(前期比)
・ 18:30 英国 12月小売物価指数(前月比)
・ 18:30 英国 12月消費者物価指数(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 1月ZEW景況感調査
・ 19:00 ドイツ 1月ZEW景況感調査(現況)
・ 19:00 ドイツ 1月ZEW景況感調査
・ 22:00 米国 シティ・グループ第4四半期決算
・ 22:30 カナダ 12月景気先行指標指数(前月比)
・ 23:00 米国 11月対米証券投資(ドル)
・ 23:00 カナダ 中銀(BOC)銀行金利
1/20(水)
・ 06:45 NZ第4四半期消費者物価(前期比)

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2010年1月18日 (月)

1/18本日の戦略-本邦政局は円安の要因になりにくい-

おはようございます。この2日間の休みで、Excelでテクニカルの計算をするプログラムを組んでいますが、完成は来週になりそうです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>豪ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
週末はメルケル首相辞任のルーマーはともかくとして、全体的にリスク回避の動きが先行したようです。米オバマ政権が導入しようとしている一定規模の金融機関に対する資産額に応じた課税や中国当局によるさらなる引き締めへの懸念が先行したものと思われます。本邦では、小沢一郎民主党幹事長の元秘書の石川知裕衆議院議員が逮捕されたことで、政局への関心が高まっていますが、海外市場関係者ではそれほど小沢氏の知名度が高いと思われないことから、このニュースからの円売りは限定的と思います。

本日は米国がキング牧師デーで休場となることから、本邦およびアジア・欧州市場の株価の動きが注目されると思われます。株価の下落が継続するようであれば、リスクを回避する「円買い」と「ドル買い」が継続する動きとなると思われ、「ドル/円」では、リスク回避のための「質への逃避」から米国債が買われやすく、利回り(金利)の低下が予想されるため、金利差からの「円」の上昇の可能性が高いと思われます。このため、これまで買われてきた資源国通貨の豪ドルやカナダドルなどは調整の下げが継続する可能性があります。ただ、中国の引き締めに関しても、18日の預金準備率の0.5%引上げを行い、しばらく様子を見ないと次の引き締めにはつながりにくいと思われることで、選好している不安が落ち着いてくると反発につながっていく可能性が出てきます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線、雲を下抜け、一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け
ポンド/円 21日移動平均線、一目均衡表(日足)基準線、雲をした抜け
香港ドル/円 一目均衡表(日足)の基準線をした抜け
シンガポールドル/円 21日移動平均線をした抜け
南アランド/円 21日移動平均線をした抜け
ユーロ/スイス 90日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
豪ドル/NZドル ストキャスティックス(スロー)上抜け、一目均衡表(日足)の転換線が基準線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 07:00→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.32 ~ 91.28
EURJPY 129.95 ~ 131.34
GBPJPY 146.80 ~ 148.55
AUDJPY 83.24 ~ 84.43
NZDJPY 66.62 ~ 67.54
CADJPY 87.63 ~ 88.85
ZARJPY 12.14 ~ 12.36
NOKJPY 15.87 ~ 16.10
MXNJPY 7.07 ~ 7.18
HKDJPY 11.61 ~ 11.74
SGDJPY 64.94 ~ 65.63
EURUSD 1.4323 ~ 1.4450

■前日のサマリー
週末は東京時間でメルケル独首相の辞任のルーマー(シンガポールから?)が流れ、ユーロが弱含みで推移した流れが継続、ロンドン時間に入ってもトリシェECB総裁の強いドル支持の発言、中国によるさらなる引き締めの懸念などから株価が軟調に推移し、リスク回避の動きでドル/円は東京朝方の高値の1ドル=91.32円から90.60円、ユーロ/円は1ユーロ=132.39円の高値から130.29円、ユーロ/ドルも1ユーロ=1.4511ドルの高値から1.44ドル割れとなりました。その後、22時30分に米12月の消費者物価指数が発表され、前月比で0.1%、食料品とエネルギーを除いたコアも0.1%と市場予想よりやや物価の上昇が抑えられていたものの、同時に発表されたNY連銀製造業景気指数が15.92と予想より良かったことでミックスとなり大きな動きはありませんでした。23時の米株価のオープンはオバマ米大統領が一定規模の資産を保有する金融機関への課税を表明したことから、金融株を中心に下落しましたが、売りが先行していたこともあり、ドル/円は91.19円、ユーロ/円は131.24円まで回復しました。しかし、米ミシガン大消費者信頼感指数が72.8と市場予想より悪かったこともあり、戻りが売られ、米10年債の利回りも3.66%まで0.08%の下落となったことで、ドル/円は90円台後半まで下落、フラハーティ・カナダ財務相が「米ドルが下落基調にあるのは誰の目にも明らか」などと発言したものの、リスク回避の動きが先行していることもあり、ユーロ/ドルでのユーロの下げは止まらず、4時過ぎにはストップロスなどを巻き込み1.4336ドルの安値を付けました。
クローズはドル/円が90.81円、ユーロ/ドルが1.4384ドル、ユーロ/円は130.85円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10982.10 74.42 0.68%
FTSE100(英) 5455.37 -42.83 -0.78%
DAX(独) 5875.97 -112.91 -1.89%
NYダウ(米) 10609.65 -100.90 -0.94%
S&P500(米) 1136.03 -12.43 -1.08%
NASDAQ(米) 2287.99 -28.75 -1.24%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.67 -0.06
日本10年債 1.320 -0.010
英10年債 3.94 -0.04
独10年債 3.26 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1130.50 -12.50
NY原油(期近) 78.00 -1.39

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/18(月) 
・ 09:01 英国  1月ライトムーブ住宅価格
・ 18:00 南アフリカ 12月カギソPMI

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2010年1月17日 (日)

1/18の週の見通し

こんばんは。今週は中頃に3月くらいの温かさになるそうです。寒さが厳しいかったので、束の間だけほっとできそうです。

15日に発表された12日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショート(売り)が約70,000コントラクトの大幅増加、円は変化なし、ユーロはショートが大幅減、カナダ、NZはロングが増加しています。

先週は英小売売上高が市場の予想に反して悪化したことや中国が18日から準備預金率を0.5%引き上げることを発表(引き締め)をしたことから、市場ではリスク回避の動きが強まりました。このため、ドルや円を買う動きとなり、豪ドル、カナダドルといった資源国通貨が下落する一方、コモディティ価格も下落し、ユーロも週末には1.44ドルを割り込みました。トリシェECB総裁の強いドルを支持する発言や18日が米国の休場(キング牧師デー)にあたることも、ポジションを閉じる動きにつながったものと思われます。また、市場ではギリシャに対する懸念もユーロ売りにつながっており、ギリシャの問題が一段落するまで、ユーロ売りの圧力が継続する見方が強くなっています。このため、ユーロの戻り売りが出やすい環境と言えそうです。

今週は、米大手金融機関の決算発表が集中します。また、欧州ではZEW景況感調査(19日)、米国では住宅着工件数、建設許可件数(20日)、英国は消費者物価指数(19日)や小売売上高(22日)の発表が予定されています。これらを受けてリスク回避が継続するようであれば、一段の円高となる可能性があります。

投機筋のポジションは、ドルショートが大幅に増加したものの、週末の動きでは多少のドルショートのポジションが解消されているものと思われます。ただ、ポジションの解消の余地はまだあると思われることや豪ドル、カナダドルなどのポジションも溜まっているとみられることから、ドルのショートポジションを巻き戻す動きが出やすいのではないかと思います。

■今週の予想レンジ

Ccy Low(下) High(上)
ドル/円 89.30 93.70
ユーロ/ドル 1.4190 1.4570
ユーロ/円 129.60 132.80
ポンド/円 145.00 151.10
豪ドル/円 81.40 86.20

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは70,104コントラクトのショート増加の143,425コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は67コントラクトのショート増加の16,744コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは17,871コントラクトのショート減少の17,871コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは8,499コントラクトのロング増加の48,695コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは2,710コントラクトのロング増加の15,683コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(18日更新)

■イベント予定
1/18(月)
・09:01 英国 1月ライトムーブ住宅価格(前月比)
・18:00 南ア 12月カギソPMI
1/19(火)
・14:00 日本 12月消費者態度指数
・14:00 日本 12月消費者態度指数一般世帯
・18:00 ノルウェー 第4四半期中古住宅(前期比)
・18:30 英国 12月小売物価指数(前月比)
・18:30 英国 12月消費者物価指数
・19:00 ユーロ圏 1月ZEW景況感調査
・19:00 ドイツ 1月ZEW景況感調査(現況)
・19:00 ドイツ1月ZEW景況感調査
・22:00 米国 シティ・グループ第4四半期決算
・22:30 カナダ 12月景気先行指標指数(前月比)
・23:00 米国 11月対米証券投資(ドル)
・23:00 カナダ 中銀(BOC)銀行金利
1/20(水)
・06:45 NZ 第4四半期消費者物価(前期比)
・16:00 ドイツ 12月生産者物価指数(前年比)
・16:00 ドイツ 12月生産者物価指数(前月比)
・18:30 英国 12月失業保険申請件数推移(人)
・18:30 英国 12月失業率(社会保障受給)
・18:30 英国 英中銀(BOE)金融政策委員会議事公表
・18:30 南ア 11月実質小売売上(前年比)
・20:30 米国 バンク・オブ・NYメロン第4四半期決算
・21:00 カナダ 12月消費者物価指数(前月比)
・22:00 米国 モルガン・スタンレー第4四半期決算
・22:00 米国 ウェルズ・ファーゴ第4四半期決算
・22:30 米国 12月生産者物価指数コア(前月比)
・22:30 米国 12月生産者物価指数(前月比)
・22:30 米国 12月建設許可件数
・22:30 米国 12月住宅着工件数
1/21(木)
・06:45 NZ 11月小売売上高自動車除く(前月比)
・06:45 NZ 11月小売売上高指数(前月比)
・22:00 米国 バンク・オゴールドマン・サックス第4四半期決算
・22:30 米国 失業保険継続受給者数
・22:30 米国 新規失業保険申請件数
・00:00 米国 12月景気先行指標総合指数
・00:00 米国 1月フィラデルフィア連銀指数
1/22(金)
・09:30 豪 第4四半期輸入物価指数(前期比)
・09:30 豪 第4四半期輸出物価指数(前期比)
・13:30 日本 11月全産業活動指数(前月比)
・18:30 英国 12月小売売上高指数
・19:00 ユーロ圏 11月鉱工業新規受注(前月比)
・22:30 カナダ 11月小売売上高(前月比)
・22:30 カナダ 11月小売売上高自動車除く(前月比)

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2010年1月15日 (金)

1/15本日の戦略-米センチメント改善なら円安継続か-

おはようございます。阪神・淡路の震災から早15年がたとうとしています。12日にカリブ海のハイチで発生した地震もかなりの災害となっているようです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>ポンド>NZドル>円>ドル>ユーロ
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は米国12月の小売に期待がもたれていましたが、結果は前月比で0.3%の減少と、市場の予想を裏切る格好となりました。また、新規失業保険申請件数も小幅悪化となり、期待が先行した分だけ発表後はドルが売られたようです。ただ、一方でもECB理事会では政策金利を据え置き、トリシェECB総裁の記者会見でも強気なコメントが見られなかったことで、弱含みでの推移となりました。市場では方向感を失っており、ユーロ/ドルは1.45ドル台に入ると上値が重くなり、ドル/円は91円割れ(チャートのポイントでは昨年12/4の高値の90.75円が意識されている)では買い意欲がみられるようで、トレンドが出にくい状況になっているように思います。

本日は21時に米JPモルガン・チェースの決算発表、22時30分に米国の消費者物価指数、NY連銀製造業景気指数、23時15分に鉱工業生産、23時55分にはミシガン大消費者信頼感指数の発表があります。米金融機関に関しては余程の悪化がなければ、市場への影響は限定的となると思われ、NY連銀指数やミシガン大センチメントは予想より上振れするようであれば、米経済への楽観的な見通しから、円が売られやすくなるのではないかと思われます。このため、引き続きクロス円が確りした動きとなることを予想しています。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 90日移動平均線を上に抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ポンド/円 ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ドル/スイス ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス、一目均衡表(日足)の雲の上へ
ポンド/スイス 一目均衡表(日足)の雲の下から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:39→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.74 ~ 91.73
EURJPY 131.60 ~ 132.97
GBPJPY 148.16 ~ 149.91
AUDJPY 84.37 ~ 85.55
NZDJPY 67.27 ~ 68.19
CADJPY 88.59 ~ 89.82
ZARJPY 12.19 ~ 12.42
NOKJPY 16.08 ~ 16.31
MXNJPY 7.11 ~ 7.23
HKDJPY 11.68 ~ 11.80
SGDJPY 65.38 ~ 66.09
EURUSD 1.4437 ~ 1.4565

■前日のサマリー
昨日は東京時間から株価が堅調に推移したこともあり、ドル/円は1ドル=91.30円近辺の安値から91.80円まで、ユーロ/円は1ユーロ=132.50円近辺から133.62円まで、ユーロ/ドルは1ユーロ=1.45ドル近辺から1.4556ドルへと上昇、リスク選好の動きから「円」と「ドル」が売られました。ロンドン時間でも欧州株価が堅調な動きをする中で、ドル/円は92.05円まで上昇したものの、メルケル独首相が「(ギリシャの財政悪化で)ユーロは困難な状況に」と発言したことから、ユーロが弱含みで推移、21時45分に発表されたECBの政策金利も1.0%で据え置きとなったことで、ユーロ/ドルは1.4477ドル、ユーロ/円は133円近辺まで下落しました。その後、22時30分に発表された米12月の小売売上高が前月比0.3%の減少と市場予想からは大幅に悪かったこと、米新規失業保険申請件数も44.4万件と市場予想よりは若干の悪化が示されたことなどでドルが売られ、ドル/円は91.12円まで下落、ユーロ/円は132.04円まで連れ安となり、ユーロ/ドルは1.4522ドルまで上昇しました。しかし、市場が注目していたトリシェECB総裁の記者会見では、「現在の金利は適切」「物価は当面抑制された状態が続く見通し」などとタカ派的なトーンは抑えられたことや、ギリシャについては言及がなかったことで、ユーロは弱含みとなり、1.4445ドルまで一時下落しました。午前3時に行われた米30年債の入札は市場の予想に反し、応札倍率が2.86倍と好調となったことで米金利が急低下し、ドル/円はストップロスを巻き込んで90.84円を付け、ユーロ/円は131.72円の安値、ユーロ/ドルは1.4520ドルまで上昇しました。取引終盤にかけては円がやや売られ、ドル/円は91円台を回復しました。
クローズはドル/円が91.19円、ユーロ/ドルが1.4500ドル、ユーロ/円は132.22円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10907.68 172.65 1.61%
FTSE100(英) 5498.20 24.72 0.45%
DAX(独) 5988.88 25.74 0.43%
NYダウ(米) 10710.55 29.78 0.28%
S&P500(米) 1148.46 2.78 0.24%
NASDAQ(米) 2316.74 8.84 0.38%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.74 -0.05
日本10年債 1.335 0.010
英10年債 3.98 0.02
独10年債 3.30 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1143.00 6.20
NY原油(期近) 79.39 -0.26

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/15(金)
・ 18:00 ノルウェー 12月貿易収支(クローネ)
・ 19:00 ユーロ圏 11月貿易収支(季調済)
・ 19:00 ユーロ圏 12月消費者物価指数
・ 22:30 米国 12月消費者物価指数
・ 22:30 米国 12月消費者物価指数コア
・ 22:30 米国 1月NY連銀製造業景気指数
・ 23:15 米国 12月鉱工業生産
・ 23:55 米国 1月ミシガン大消費者信頼感指数速報値

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2010年1月14日 (木)

1/14本日の戦略-米30年債の入札に注目-

おはようございます。阪神・淡路の震災から早15年がたとうとしています。12日にカリブ海のハイチで発生した地震もかなりの災害となっているようです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>豪ドル>NZドル>ユーロ>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
中国人民銀行の準備預金率の引き上げの話題が継続せず、欧米で株価が堅調に推移したことから、リスク回避の動きが巻き戻され、更に米長期金利が上昇したことから、「円」が主要通貨では一番弱く、「ドル」が次に弱い通貨となりました。このため、その前の日に大幅な下落となったクロス円が買い戻され、上昇しています。

本日は9時30分の豪12月の失業率、新規雇用者数が市場では注目されています。先に発表されている小売が強い内容だっただけに、雇用が良い内容であれば2月の金融政策での利上げの期待が高まることから、豪ドル買いにつながりやすいと思われます。また、21時45分にはECB理事会が予定されています。ただ、政策金利は1.0%で据え置かれると思われ、ここでの波乱はないと思います。22時30分のトリシェECB総裁の会見では、パッとしないユーロ圏の経済指標が出ている状況の中でECBが出口政策への強気のコメントを出せるかと昨日パパンドレウ・ギリシャ首相が「ギリシャはIMFの支援を必要としない」「ユーロを脱退しない」と発言しており、「ギリシャの債務関連法が市場に打撃を与える恐れがある」と昨日ECBが発言していることから、更に何らかの言及がなされるかに注目です。

また、米10年債の海外からの入札が不調に終わったことで、本日行われる30年債の入札にも注目です。米長期金利の上昇はドル/円では円が売られる要因となることから、クロス円は堅調な推移となるのではないかと思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ポンド/ドル 一目均衡表(日足)の基準線を上抜け
南アランド/円 21日移動平均線を上抜け
メキシコペソ/円 21日移動平均線を上抜け

■変動率からの予想レンジ 09:00→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY90.89 ~ 91.88
EURJPY131.92 ~ 133.27
GBPJPY147.89 ~ 149.66
AUDJPY83.79 ~ 84.96
NZDJPY67.15 ~ 68.07
CADJPY88.06 ~ 89.32
ZARJPY12.22 ~ 12.45
NOKJPY16.07 ~ 16.30
MXNJPY7.10 ~ 7.22
HKDJPY11.69 ~ 11.82
SGDJPY65.41 ~ 66.10
EURUSD1.4449 ~ 1.4576

■前日のサマリー
昨日はセンタンス英中銀(BOE)委員が英ガーディンア紙とのインタビューで年内の利上げの必要性に言及したことから、ポンドが強含みで推移、この1日では主要通貨の中で一番強い通貨となりました。ポンド/円は午前10時過ぎの146.70円から午前2時過ぎに149.03円まで上昇、ポンド/ドルは同じく午前10時過ぎの1.6134ドルから午前2時過ぎの1.6304ドルまで上昇しています。ドル/円は本邦の仲値に向けて買われ1ドル=91.36円をつけた後に一時90.91円まで下落しましたが、欧米の株価が堅調に推移したこともあり、リスク資産投資再開の動きとなり、「ドル」と「円」が売られる形となりました。このため、ロンドン時間にかけドル/円は91.50円、ユーロ/円は朝方の1ユーロ=131.51円の安値から133円手前、ユーロ/ドルは実需の買いなども入り、1.4460ドル近辺の安値から1.4580ドルまで上昇しました。NY市場では、米著名レポートでFRBがFF金利を0.25%から0.50%に引き上げる可能性があると指摘したことから、ドルが買い戻され、91.13円まで下落していたドル/円は91.54円へと上昇、ユーロ/ドルは1.4472ドルまで下落しました。その後は、米10年債の入札は応札倍率が3.0倍だったものの、海外からの入札が低調だったことで米金利が上昇し、ドル/円ではドルが買われましたが、91.56円までの上昇に留まり、更に米連銀報告(ベージュブック)で10地区の経済拡大が報告されたものの、特に市場にサプライズがなく、終盤は小幅な動きとなりました。
クローズはドル/円が91.38円、ユーロ/ドルが1.4511ドル、ユーロ/円は132.60円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10735.03 -144.11 -1.32%
FTSE100(英) 5473.48 -25.23 -0.46%
DAX(独) 5963.14 20.14 0.34%
NYダウ(米) 10680.77 53.51 0.50%
S&P500(米) 1145.68 9.46 0.83%
NASDAQ(米) 2307.90 25.59 1.12%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.79 0.08
日本10年債 1.330 -0.020
英10年債 3.96 0.03
独10年債 3.30 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1136.80 7.40
NY原油(期近) 79.65 -1.14

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/14(木)
・ 06:45 ニュージーランド 11月住宅建設許可(前月比)
・ 08:50 日本 11月機械受注(前月比)
・ 08:50 日本 12月国内企業物価指数(前年比)
・ 09:30 豪 12月失業率
・ 09:30 豪 12月新規雇用者数(人)
・ 21:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)金利発表
・ 22:30 米国 12月小売売上高(除自動車)
・ 22:30 米国 12月小売売上高
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 24:00 米国 11月企業在庫

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2010年1月13日 (水)

1/13本日の戦略-資源国通貨の下落は一時的では-

おはようございます。昨日は東京でも初雪が観測されたようです。実際、雪というよりは「みぞれ」交じりでしたが、この状態でも雪との定義だそうです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>ポンド>ドル>ユーロ>豪ドル>NZドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は中国人民銀行が18日から準備預金率を0.5%引き上げると発表、当局者は「預金準備率の引き上げは流動性を管理し銀行の融資を確実にすることを意図したもの」と説明、今後もインフレ阻止に向けて行動すると見られます。この中国の引き締めの動きを見て、原油や金などのコモディティ価格が下落、資源国通貨の豪ドルやカナダドルなどが大幅に売られました。ただ、市場では引き締めの時期が早まったとの見方もあり、それほど大きなサプライズと捉えてはいないようです。このため、下落した資源国通貨などが買われやすくなるのではないかと思います。

ドルついては米10年債の金利が昨日急低下したことで、市場では金利差からのドル売りにつながる可能性があり、株価の下落などのリスクが低下した状態となれば、ドル売りが継続すると思われます。このため、ドル/円ではドルの弱含みが継続するのではないかと思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 21日移動平均線を下抜け
ユーロ/円 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
ポンド/円 21日移動平均線を下抜け、ストキャスティックス(スロー)デッドクロス
NZドル/円 ストキャスティックス(スロー)デッドクロス
香港ドル/円 21日移動平均線を下抜け
南アランド/円 21日移動平均線を下抜け
メキシコペソ/円 21日移動平均線を下抜け
ユーロ/スイス ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/スイス ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
豪ドル/NZドル 21日移動平均線を下抜け、ストキャスティックス(スロー)デッドクロス

■変動率からの予想レンジ 08:50→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 90.50 ~ 91.52
EURJPY 131.12 ~ 132.47
GBPJPY 146.22 ~ 147.95
AUDJPY 83.05 ~ 84.22
NZDJPY 66.68 ~ 67.60
CADJPY 87.02 ~ 88.25
ZARJPY 12.09 ~ 12.33
NOKJPY 15.93 ~ 16.16
MXNJPY 7.01 ~ 7.13
HKDJPY 11.64 ~ 11.78
SGDJPY 65.06 ~ 65.77
EURUSD 1.4418 ~ 1.4548

■前日のサマリー
昨日は東京時間帯に中国のソブリン系ファンドが「ドルは底打ちしたため、一段の下落余地は限定的だろう。円は引き続き下落する見通し」と発言したとのニュースでドル/円は1ドル=91.85円近辺から92.43円まで上昇、ユーロ/ドルは1.45ドル近辺から1.4453ドルまで下落しました。しかし、この発言が個人的な見解と伝わり、ドルの上値が重くなり、ロンドン時間にかけてドルがじりじりと下げる展開となりました。ロンドン時間では、中国人民銀行が預金準備率を約1年半ぶりに0.5%引き上げる(実施は18日から)ことを受け、資源需要の減退などが予想されたことで、豪ドルやNZドルなどの資源国通貨が中心に売られ、原油価格や金価格などのコモディティも売られたことからユーロも下落、リスク回避から「円」と「ドル」が買われる展開となりました。このため、ドル/円はNY時間には91円を割り込み90.73円まで一時下落、ユーロ/円は東京午後の高値の133.82円からは約2円の下落となる131.64円まで一時下落しました。ファンド勢がユーロやポンドを買ったことから、ユーロ/ドルは一時1.4546ドル、ポンド/ドルは一時1.6195ドルまで上昇しました。また、この日発表された米11月の貿易収支は364億ドルの赤字、米3年債の入札は2.98倍となっています。
クローズはドル/円が90.99円、ユーロ/ドルが1.4485ドル、ユーロ/円は131.79円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10879.14 80.82 0.75%
FTSE100(英) 5498.71 -39.36 -0.71%
DAX(独) 5943.00 -97.50 -1.61%
NYダウ(米) 10627.26 -36.73 -0.34%
S&P500(米) 1136.22 -10.76 -0.94%
NASDAQ(米) 2282.31 -30.10 -1.30%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.71 -0.11
日本10年債 1.355 0.000
英10年債 3.93 -0.05
独10年債 3.31 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1129.40 -22.00
NY原油(期近) 80.79 -1.73

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/13(水)
・ 13:30 日本 12月企業倒産件数
・ 18:30 英国 11月製造業生産高
・ 18:30 英国 11月鉱工業生産
・ 19:00 ユーロ圏 11月鉱工業生産
・ 04:00 米国 12月月次財政収支(ドル)
・ 04:00 米国 地区連銀報告(ベージュブック)

ポンド関連は別Blogのポンド一本勝負もご覧ください

2010年1月12日 (火)

1/12本日の戦略-ドルが売られやすい地合い継続か?-

おはようございます。これまでヨーロッパや米国を襲っていた大寒波が日本にも迫ってくるようです。昨年初頭から言われていた太陽黒点が異常に少ない(太陽の活動が不活発)というのも影響しているのでしょうか。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ユーロ>円>NZドル>ポンド>豪ドル>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は10日に発表された中国の輸出総額が前年比で17.7%の増加、輸入総額が55.9%の増加となったことを受け、中国経済がグローバル経済をけん引するとの市場の見方から、リスクを選好する動きとなり、ドルと円がキャリートレードのファンディング通貨として売られる対象となり、一方では、資源需要に対する期待から豪ドルなどの資源国通貨が買われました。ただ、NY時間には米長期金利低下や日米財務相による電話会談から、日本の口先による円安誘導発言がしにくくなったとの見方で円が一時買われる場面が見られました。単に為替の過度な変動は好ましくないとの意見交換だったと思われますが、2月の5-6日にカナダのイカルイトで開催されるG7に向けて、本邦政府、財務相などからの円の水準や為替に対する発言がしにくくなることが予想されます。
こうした動きから、円が売られやすい動きが牽制された感もありますが、菅副首相兼財務相による90円半ばのレベル感から、そうそう急激な円高に傾くとは思えません。とは言うものの、米金利の低下からドルが売られやすい流れがしばらく続くと思われることから、対ドルでは主要通貨が上昇する(ドルが下落)と思われ、円対してはドル/円での下げ渋りが見られると思いますので、クロス円はやや円安気味ながら、小幅な変動に留まるのではないかと思います。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/ドル 21日移動平均線を上抜け、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
ポンド/ドル 21日移動平均線を上抜け、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス
米ドル/スイス 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
カナダドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス

■変動率からの予想レンジ 09:16→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.66 ~ 92.65
EURJPY 133.04 ~ 134.37
GBPJPY 147.59 ~ 149.34
AUDJPY 85.04 ~ 86.18
NZDJPY 67.81 ~ 68.75
CADJPY 88.59 ~ 89.82
ZARJPY 12.35 ~ 12.59
NOKJPY 16.30 ~ 16.53
MXNJPY 7.15 ~ 7.26
HKDJPY 11.79 ~ 11.92
SGDJPY 66.05 ~ 66.75
EURUSD 1.4446 ~ 1.4575

■前日のサマリー
昨日は成人の日で東京市場が休みだったことから、小動きとなりながらもドル/円の下値、ユーロ/円の上値を試す動きから、ドル/円は早朝の1ドル=92.60円近辺から92.17円まで下落、ユーロ/ドルは早朝の1ユーロ=1.4420ドル近辺から1.4534ドルまで上昇、ユーロ/円はじりじりと上昇し、1ユーロ=133.40円近辺から134.00円まで上昇しました。10日(日)に発表された中国の貿易(輸出入額)が大幅増加になったことも要因となり、8日の米雇用統計の下振れを受けたドルが売られやすくなった地合いも加わり、資源国通貨を中心にドルが売られました。このため、ロンドン時間、NY時間序盤までは「ドル」と「円」が売られ、ドル/円は92.67円、ユーロ/ドルは1.4557ドル、ユーロ/円は134.37円まで上昇しました。その後、菅副首相兼財務相が米財務長官と会談し、為替市場の安定が望ましいとのとの考えで一致したと伝えられると、市場では日本の円安誘導の発言がしにくくなるのではとの見方から、円を買う動きが見られたことで、ドル/円は91.81円、ユーロ/円は133.50円まで下落、ユーロ/ドルは1.4557ドルまで上昇しました。このニュースによる円買いが一巡したことやホーニグ米カンザスシティ地区連銀総裁(投票権あり)が「長期にわたる(for the extended period)という文言変更を討議へ」とはつげんしたことから、ドルがやや買い戻されました。
クローズはドル/円が92.09円、ユーロ/ドルが1.4512ドル、ユーロ/円は133.64円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10798.32(1/8) - -
FTSE100(英) 5538.07 3.83 0.07%
DAX(独) 6040.50 2.89 0.05%
NYダウ(米) 10663.99 45.80 0.43%
S&P500(米) 1146.98 2.00 0.17%
NASDAQ(米) 2312.41 -4.76 -0.21%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.82 -0.01
日本10年債(1/8) 1.360 -
英10年債 3.98 -0.08
独10年債 3.35 -0.04

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1151.40 12.50
NY原油(期近) 82.52 -0.23

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/12(火)
・ 08:50 日本 11月国際収支-貿易収支
・ 09:01 英国 12月RICS住宅価格
・ 09:30 オーストラリア 11月住宅ローン
・ 18:30 英国 11月DCLG 英住宅価格(前年比)
・ 18:30 英国 11月貿易収支(ポンド)
・ 18:30 英国 11月商品貿易収支(ポンド)
・ 22:30 米国 11月貿易収支(ドル)
・ 22:30 カナダ 11月国際商品貿易(加ドル)
・ 22:30 カナダ 11月新築住宅価格指数(前月比)
・ 00:00 メキシコ 11月鉱工業生産(前年比)

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2010年1月11日 (月)

1/11本日の戦略-目先のテクニカルポイントかストップ狙い?-

おはようございます。本日は成人の日ですね。新成人の方おめでとうございます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>ユーロ>NZドル>ポンド>円>ドル
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
本日は本邦市場が成人の日で休場になっていることや海外市場を見ても重要な経済指標の発表がないことで、週末の「ドル売り」、ユーロ、豪ドルなど他通貨買いがアジア時間からロンドン時間帯まで継続するとみられます。NY時間では、米アルミ製造大手のアルコアの第4四半期決算の発表が予定(明日の6時以降)となっていることから、市場の注目、関心が米株価動向に移っていくことも考えられます。
本日は市場の材料が少ないことと、ドル/円は92円台前半まで下落してきていることから、92円割れと、91.50円割れにあるといわれているストップロスを狙いに来る可能性がありそうです。ユーロ/ドルも1月5日の高値の1.4483ドルを上抜き、昨年12月17日以来となる1.45ドル乗せを試しに来る可能性があります。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/スイス 90移動平均線をした抜け
ユーロ/ポンド 一目均衡表(日足)の基準線を上抜き

■変動率からの予想レンジ 09:30→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 92.26 ~ 93.28
EURJPY 132.95 ~ 134.32
GBPJPY 147.68 ~ 149.48
AUDJPY 85.15 ~ 86.31
NZDJPY 67.83 ~ 68.82
CADJPY 89.50 ~ 90.74
ZARJPY 12.48 ~ 12.72
NOKJPY 16.26 ~ 16.49
MXNJPY 7.23 ~ 7.34
HKDJPY 11.89 ~ 12.02
SGDJPY 66.16 ~ 66.88
EURUSD 1.4344 ~ 1.4471

■前日のサマリー
週末は、NY終盤に米雇用統計で、非農業部門雇用者数が季節調整で31.6万人増になるという市場のうわさが出たことや米監督当局の金利上昇に向けて備えるべきとの発言などから、朝方にストップロスの買いをつけて、ドル/円は1ドル=93.78円まで上昇、ユーロ/円は1ユーロ=134.11円まで上昇しましたが、鳩山首相が「政府は為替について発言すべきではない」、平野官房長官が「政府として為替レートについて言及すべきでないと思う」と発言したことで、ドル/円は93.15円近辺まで下落しましたが、閣議後の記者会見で菅財務相が「経済界はある水準の為替相場を想定して事業計画を立てている」「いざという時に為替に対して何らかの行動をとることも財務相の権能」などと発言したことでドルが下げ渋りました。ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4285ドル近辺から1.4330ドル近辺の小動きとなりました。ロンドン時間帯では、発表される米雇用統計を前にして、ポジションを調整する動きから、ドル/円が92.84円、ユーロ/円が133.05円まで下落。NY時間では発表された米12月の雇用統計が失業率10.0%、非農業部門雇用者数が8.5万人の減少と、市場予想からは大幅な悪化が示されたことで、発表直後にドル/円は92.28円、ユーロ/円は132.33円まで急落、ユーロ/ドルは1.4414ドルまで急騰しました。その後は、ドル/円の下値近辺でマクロ系ファンドなどの買いが見られたことで底堅く推移、ユーロ/円はユーロ/ドルの上昇から133円台に戻しました。ロンドンフィックスにかけては、更にドルが買われ、ドル/円は93.25円、ユーロ/円は133.43円まで上昇、ユーロ/ドルは1.4299ドルまで下落しましたが、アジアのソブリン系の売りとの噂で、この売りが一巡した後は、全般的に緩やかなユーロ買い、ドル売りとなりました。
クローズはドル/円が92.70円、ユーロ/ドルが1.4409ドル、ユーロ/円は133.58円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10798.32 116.66 1.09%
FTSE100(英) 5534.24 7.52 0.14%
DAX(独) 6037.61 18.25 0.30%
NYダウ(米) 10618.19 11.33 0.11%
S&P500(米) 1144.98 3.29 0.29%
NASDAQ(米) 2317.17 17.12 0.74%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.83 0.01
日本10年債 1.360 0.020
英10年債 4.06 0.01
独10年債 3.38 0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1138.90 5.20
NY原油(期近) 82.75 0.09

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/11(月) 
・ 18:00 ノルウェー  12月生産者物価指数オイル含む(前月比)
・ 18:00 ノルウェー 12月消費者物価指数(前月比)
・ 22:15 カナダ 12月住宅着工件数
・ 22:30 カナダ 11月住宅建設許可(前月比)
・ 02:45 米国 ロックハート米アトランタ連銀総裁講演
・ 03:00 米国 10年物インフレ指数連動債入札(100億ドル)
・ 04:05 カナダ レーン(BOC)副総裁講演
・ 06:00~ 米国 アルコア第4四半期決算発表

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2010年1月10日 (日)

1/11の週の見通し

こんばんは。トイレのドアの鍵が内側からかかって、開かなくなってしまいました。結局鍵を壊してドアノブの交換となりました。

8日に発表された5日現在のシカゴIMMの投機ポジションでは、ドルのショート(売り)が約8,500コントラクトの増加、円ショーとは小幅増、ユーロもショートが小幅増、カナダはロングが小幅増、NZはロングが大幅に増加しています。

先週は原油価格が1バーレル=80ドルを超えてきたことから、資源国通貨が中心に買われる週となり、豪ドル、NZドル、カナダドルなどが対ドル、対円で上昇しました。2009年最終週から、リスク投資選好の動き戻りつつあり、「ドル」と「円」が売られやすくなっています。先週は辞任した藤井裕久財務相の後任として就任した菅直人副総理・財務相が慰霊とみられる「90円半ば」とのレベルに言及する発言を行ったことも、円を売る要因となりました。ただ、週末8日に発表された米12月の雇用統計で、失業率は10.0%と市場予想通りだったものの、非農業部門雇用者数が市場の予想より悪化する8.5万人の減少となったことで、雇用の改善への失望からドルが売られました。

今週は、欧州ではECB理事会(14日)、米国では小売売上高(14日)、消費者物価指数、NY連銀製造業景気指数、ミシガン大消費者信頼感指数(15日)が予定されています。既に発表されているクリスマス商戦での既存店売上高が好調だったこともあり、米国の雇用を除いた景気回復傾向が継続する可能性があり、米株価の上昇が継続するようであれば、リスク資産への投資選好の動きから、ドルと円が売られやすい流れが継続するのではないかと思われます。また、週半ばに公表されたFOMC議事録で利上げの時間軸が市場の期待より後退したことや、週末の米雇用を受け、利上げ期待がしぼむことも考えられ、ドルが上昇する要因が少ないように思われます。

投機筋のポジションは、ポジション調整から、新たなポジションを保有する動きとなっていますが、昨年12月の最終週と比較して、ポジションがそれほど増加していないことから、方向感が出るようであれば、通貨の動きと投機筋のポジションをとる動きが連動してくと思われます。

【USD】
USD
source:CFTC

ドルは8,589コントラクトのショート増加の73,321コントラクトのショートとなりました。
※ドルのポジションは円、ユーロをはじめ、メキシコペソまでを合計して算出しています。レートはFRBのメジャーカレンシーインデックスを使用しています。

【JPY】
JPY
source:CFTC

円は1,908コントラクトのロング増加の16,811コントラクトのショートとなりました。

【EUR】
EUR
source:CFTC

ユーロは1,991コントラクトのショート増加の35,788コントラクトのショートになりました。

【CAD】
CAD
source:CFTC

カナダは207コントラクトのロング増加の40,196コントラクトのロングになりました。

【NZD】
NZD
source:CFTC

NZドルは4,168コントラクトのロング増加の12,973コントラクトのロングになりました。
他のIMM通貨先物のポジション動向はアナリストレポートのIMMポジションを参照してください。(12日更新)

■イベント予定
1/11(月) 
・ 22:15 カナダ 12月住宅着工件数
・ 22:30 カナダ 11月住宅建設許可(前月比)
1/12(火)
・ 08:50 日本 11月国際収支-貿易収支
・ 09:01 英国 12月RICS住宅価格
・ 09:30 豪 11月住宅ローン
・ 18:30 英国 11月DCLG 英住宅価格
・ 18:30 英国 11月貿易収支(ポンド)
・ 18:30 英国 11月商品貿易収支(ポンド)
22:30 米国 11月貿易収支(ドル)
・ 22:30 カナダ 11月国際商品貿易(加ドル)
・ 22:30 カナダ 11月新築住宅価格指数(前月比)
・ 00:00 メキシコ 11月鉱工業生産(前年比)
1/13(水)
・ 13:30 日本 12月企業倒産件数
・ 18:30 英国 11月製造業生産高
・ 18:30 英国 11月鉱工業生産
・ 19:00 ユーロ圏 11月鉱工業生産
・ 04:00 米国 12月月次財政収支(ドル)
・ 04:00 米国 地区連銀報告(ベージュブック)
1/14(木)
・ 06:45 NZ 11月住宅建設許可(前月比)
・ 08:50 日本 11月機械受注(前月比)
・ 08:50 日本 12月国内企業物価指数(前年比)
09:30 豪 12月失業率
09:30 豪 12月新規雇用者数(人)
21:45 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)金利発表
22:30 米国 12月小売売上高(除自動車)
22:30 米国 12月小売売上高
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 00:00 米国 11月企業在庫
1/15(金)
・ 18:00 ノルウェー 12月貿易収支(クローネ)
・ 19:00 ユーロ圏 11月貿易収支(季調済)
・ 19:00 ユーロ圏 12月消費者物価指数(前年比)
22:30 米国 12月消費者物価指数
22:30 米国 12月消費者物価指数コア
・ 22:30 米国 1月NY連銀製造業景気指数
・ 23:15 米国 12月鉱工業生産
23:55 米国 1月ミシガン大消費者信頼感指数速報値

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2010年1月 8日 (金)

1/8本日の戦略-米雇用の改善は利上げ期待の高まりに直結-

おはようございます。昨日は「七草がゆ」を食べました。以前、児童館に行った時に子供の読む本の中に食べられる野草という本があり、調理の仕方までのっていたのには驚きでした。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド>NZドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
藤井裕久元財務相の後任として就任した菅直人副首相兼財務相が異例の為替のレベルの発言を行ったことで、市場は円売りに傾きました。チャート上では一目均衡表の週足の雲の下限となる94.79円がターゲットと思われますが、本日は米雇用統計もあり、極めて不安定な展開となりそうです。
昨日の動きを見ると、今週に入り、ドル売りの流れに傾いていた市場センチメントが、米新規失業保険申請件数の改善やホーニッグ・米カンザスシティ地区連銀総裁の発言、米監督当局者の発言など、米の利上げ時期の前倒しを示唆する内容となったことから、主要通貨に対してドルが買われました。また、発表された米既存店の売上高も12月のクリスマス商戦が好調だったことを裏付けるような内容だったことも、米国の経済の回復を示す兆候と捉えられ、主要通貨に対してドルが買われた要因になったようです。こうした流れが本日の米雇用統計の結果を受けてどのように変わるかということになりますが、現在、市場予想は増減なしが予想されていて、前回の1.1万人減からみても回復傾向が継続しているとみられています。このため、余程の市場予想からの下振れがないか、利上げ期待を覚ます発言が行われない限り、ドルが買われる流れが継続するものと思われ、クロス円は底堅い動きとなると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 90日移動平均線を上抜け
NZドル/米ドル 一目均衡表(日足)の雲の上から中へ

■変動率からの予想レンジ 09:26→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 92.90 ~ 93.93
EURJPY 132.87 ~ 134.29
GBPJPY 147.74 ~ 149.64
AUDJPY 85.04 ~ 86.24
NZDJPY 67.84 ~ 68.85
CADJPY 89.68 ~ 90.98
ZARJPY 12.42 ~ 12.67
NOKJPY 16.20 ~ 16.44
MXNJPY 7.21 ~ 7.33
HKDJPY 11.96 ~ 12.09
SGDJPY 66.41 ~ 67.14
EURUSD 1.4237 ~ 1.4363

■前日のサマリー
昨日は東京時間9時30分に発表された豪12月の小売売上高が市場予想を大幅に上回る好結果となったことから、豪ドルが主導してクロス円が上昇、ドル/円は1ドル=92.30円近辺から92.46円まで上昇、ユーロ/円は1ユーロ=133円近辺から133.40円まで上昇、ユーロ/ドルも1.44ドル近辺から1.4448ドルまで上昇しました。その後は、豪利上げ観測を受けた豪株式市場が軟調に推移、アジア株式市場も上値が重く推移したことで、リスク回避目的の「円買い」「ドル買い」となり、ドル/円は92.11円、ユーロ/円は132.39円、ユーロ/ドルは1.4370ドルまで下落しましたが、財務相に就任した菅直人副総裁が「経済界では90円台半ばが適切との見方が多い。適切な水準になるよう日銀等も協力していく」などと財務相としては異例の為替のレベルに言及したこともあり、ドル/円は93.87円、ユーロ/円は133.36円へと一気に上昇、ユーロ/ドルは1.4356ドルへと下落しました。ロンドン時間では円が引き続き売られ、発表されたユーロ圏小売売上高が市場予想より悪化したことから、ユーロが弱含みとなりました。21時に発表された英中銀(BOE)金融政策委員会でも政策金利、資産買入プログラムの額ともに据え置きで変更がなかったことで波乱がなく、円売りとユーロ安の流れが継続しました。NY時間に入ると米新規失業保険申請件数が43.4万件と2週連続で内容が良かったことから、ホーニッグ・カンザスシティ地区連銀総裁が「雇用拡大は近い、引き締めを先延ばしし過ぎるべきではない」と発言したことや米監督当局が「銀行は金利上昇のリスクへの備えを」と発言したと伝わると、ドル買いとなり、ドル/円は93.37円、ユーロ/円は133.64円へ上昇、ユーロ/ドルは1.4307ドルへと下落しました。
クローズはドル/円が93.37円、ユーロ/ドルが1.4307ドル、ユーロ/円は133.58円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10681.66 -49.79 -0.46%
FTSE100(英) 5526.72 -3.32 -0.06%
DAX(独) 6019.36 -14.97 -0.25%
NYダウ(米) 10606.86 33.18 0.31%
S&P500(米) 1141.69 4.55 0.40%
NASDAQ(米) 2300.05 -1.04 -0.05%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.82 0.00
日本10年債 1.340 0.010
英10年債 4.05 0.00
独10年債 3.37 -0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1133.70 -2.80
NY原油(期近) 82.66 -0.52

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/8(金)
・ 14:00 日本 11月景気先行CI指数
・ 14:00 日本 11月景気一致CI指数
・ 16:00 ドイツ 11月貿易収支
・ 16:00 ドイツ 11月経常収支
・ 18:30 英国 12月生産者仕入価格
・ 18:30 英国 12月生産者出荷価格
・ 19:00 ユーロ圏 11月失業率
・ 19:00 ユーロ圏 第3四半期GDP季調済確定値
・ 20:00 ドイツ 11月鉱工業生産
・ 21:00 カナダ 12月雇用ネット変化率
・ 21:00 カナダ 12月失業率
・ 22:30 米国 12月非農業部門雇用者数変化
・ 22:30 米国 12月失業率
・ 24:00 米国 11月卸売在庫
・ 05:00 米国 11月消費者信用残高

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2010年1月 7日 (木)

1/7本日の戦略-ドル売りと円売りに回帰か-

おはようございます。藤井財務大臣の後任に菅副総理が兼務で就任することになりました。市場では秩序なき財政の拡大が懸念されています。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>NZドル>ユーロ>ポンド>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日はシュタルクECB専務理事のギリシャを救済しない発言で一時ユーロが売られましたが、これは以前にも発言されていたことで、下落したところは中東勢やアジアのソブリン系の買いからユーロは底高く推移、原油高なども相まって1.4435ドルまで上昇しています。このため、ドルは弱含みで推移、発表されたADPは前回の修正(16.9万件→14.5万件)も加えると改善が示されています。また、昨日は米長期金利が上昇したにもかかわらず、ドル高にはつながりませんでした。これらを考えると、ユーロについては投機の資金で押し上げられているわけではなさそうであり、ユーロの底堅さが継続する可能性があります。昨年の12月前半のドル安の動きが再燃しつつありそうです。また、円高容認(?)と取られていた藤井財務相の後任に菅副総理(兼務)で就任することから、目先は円高を容認すると取られる発言が控えられることと中長期では秩序なき財政拡大に政府が走る可能性があることから、株式市場の大幅な下落などがない限り、円が売られやすくなるのではないかと思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の遅行線が雲の上へ
ユーロ/円 90日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の上へ
豪ドル/円 90日移動平均線を上抜け
豪ドル/米ドル 一目均衡表(日足)の雲の上へ

■変動率からの予想レンジ 10:10→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.81 ~ 92.83
EURJPY 132.23 ~ 133.68
GBPJPY 146.84 ~ 148.75
AUDJPY 84.26 ~ 85.47
NZDJPY 67.58 ~ 68.61
CADJPY 88.83 ~ 90.10
ZARJPY 12.45 ~ 12.69
NOKJPY 16.15 ~ 16.39
MXNJPY 7.16 ~ 7.27
HKDJPY 11.82 ~ 11.95
SGDJPY 65.79 ~ 66.51
EURUSD 1.4336 ~ 1.4463

■前日のサマリー
昨日は東京時間から円売りとなり、ドル/円は1ドル=91.53円から92.14円、ユーロ/円が1ユーロ=131.27円から132.25円まで上昇しました。ユーロ/ドルは1ユーロ=1.4334ドルから1.4369ドルでの狭いレンジの取引となりました。ロンドン時間に入りシュタルクECB専務理事が「EUがギリシャを救済することはない」「ユーロ圏の経済状況は改善したが、見通しは依然として不透明」などと発言したことで、ユーロ/ドルが1.4282ドルまで急落、ユーロ/円も131.59円まで連れ安となりました。ただ、ユーロ/ドルは発言を受けたユーロ売りが一巡すると反発、その後、辞任した藤井裕久財務相の後任に菅直人副総理(兼務)が就任することが明らかになると、にわかに円が売られ、ドル/円は92.51円、ユーロ/円は132.80円、ユーロ/ドルは1.4383ドルまで上昇しました。NY時間では、発表された米12月のADP雇用統計が8.4万人の減少と、市場予想の7.5万人減少から悪化したことを受け、ドル/円は92.06円、ユーロ/円は132.29円まで一時売られる場面も見られましたが、米系ファンドの買いがドル/円、ユーロ/円で見られたこと、中東勢のユーロ買いがユーロ/ドルで見られたことから、ドル/円は92.75円、ユーロ/円は133.49円、ユーロ/ドルは1.4435ドルまで上昇しました。
クローズはドル/円が92.32円、ユーロ/ドルが1.4409ドル、ユーロ/円は133.02円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10731.45 49.62 0.46%
FTSE100(英) 5530.04 7.54 0.14%
DAX(独) 6034.33 2.47 0.04%
NYダウ(米) 10573.68 1.66 0.02%
S&P500(米) 1137.14 0.62 0.05%
NASDAQ(米) 2301.09 -7.62 -0.33%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.82 0.06
日本10年債 1.330 0.005
英10年債 4.05 0.04
独10年債 3.38 0.01

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1136.50 17.80
NY原油(期近) 83.18 1.41

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/7(木)
・ 09:30 豪 11月貿易収支
・ 09:30 豪 11月小売売上高
・ 19:00 ユーロ圏 11月小売売上高(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 12月サービス業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 12月業況判断指数
・ 19:00 ユーロ圏 12月経済信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 12月鉱工業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 12月消費者信頼感
・ 20:00 ドイツ 11月製造業受注
・ 21:00 英国 英中銀(BOE)金利発表
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
・ 22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 00:00 カナダ 12月Ivey購買部協会指数

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2010年1月 6日 (水)

2010年のサプライズは

※このコラムは上田ハーローFX 週間ニュースに掲載しているものです。

2009年は回復に向けて動き出した年であると同時に、米国では黒人初となるバラク・オバマ氏が大統領に就任、日本では戦後の長期にわたり政権を担ってきた自民から民主党へ政権が交代したりと、変革の年といえるのではないだろうか。2010年はカナダのバンクーバー・オリンピック(2/12~2/28)、中国の上海万国博覧会(5/1~10/31)、南アフリカのサッカー・ワールドカップ(6/11~7/11)と大きなイベントが予定されている。また、政治面では英国の総選挙や米国の中間選挙、日本の参議院選挙などが予定されている。

こうした中で、3つほど、2010年の大胆な仮説を立ててみたい。

アフガニスタンへ3万人の増派を決めた米オバマ政権は、イランの核開発問題が進展しないことから、イランへの制裁を強化するとともに軍事的な圧力をかける。イラン内部では改革派が治安部隊と衝突を繰り返し、戦闘モードへ。イランの政情不安を背景として、原油価格が再び1バーレル=100ドルを超え、原油価格の上昇から米国がスタグフレーションに陥いる。米景気の悪化が先進国へ飛び火し、資金のホームバイアス(資金の自国への回帰)や、「有事のドル買い」などで1ドル=105円を超えるようなドル高となる。

2009年は保八(8%の成長)が達成できることが確実と思われる中国だが、かつての日本や韓国がそうであったように、上海万国博覧会を機に一部で発生しているバブルを鎮静化するために中国政府が引き締めに走る。これにより、上海総合株価指数などをはじめとした株価が急落、4兆元の大規模な景気対策の効果も追いつかず、失業率の上昇や可処分所得の低下など中国がアジアを中心とした景気を牽引できなくなる。中国に輸出を依存している豪やニュージーランドの景気が低迷し、両国通貨が大幅に売られる。また、中国が米国債の大量保有ができなくなり、経常黒字国の円が買われるようになり、1ドル=70円を割り込むような大幅な円高が進む。

参議院選挙で連立与党の民主党・社民党・国民新党が過半数を取れず、再び「ねじれ国会」へ。重要法案の審議が進まず、民主党は連立政権を解消し、自民党を含めた政界大編成へ動く。政治的な混乱から日経平均株価が大幅な下落となり、日本経済は深刻なデフレへ陥る。日銀はデフレ打破のため超低金利政策を継続、マイナス金利も持さない構えを見せ、円が再びファンディング(キャリー・トレードのために借りられ売られる)通貨となり、1ドル=110円を超えるような大幅な円安となる。

悲観的な仮説ばかりなので、こうなって欲しくないという強い思いも込めた。

1/6本日の戦略-FOMC議事録への調整は終わり?-

おはようございます。藤井財務大臣が辞意を表明、ただ、政府の介入スタンスには変化がないものと思われます。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

円>NZドル>ドル>豪ドル>ユーロ>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日は邦銀の8千億円の増資に始まり、欧米(英除く)の株価が軟調に推移する中、リスク回避の動きから円が買い戻される動きとなりました。昨日のドル/円の安値の91.25円は、一目均衡表の週足の基準線(91.30円)でサポートされたようです。一方のユーロ/ドルの高値も一目均衡表の週足の基準線の1.4520ドルがレジスタンスとなっているようです。一方、日足レベルで見れば、ドル/円は一目均衡表の日足の遅行線が雲を一時上に抜けたものの、再び中に入ったことで、軟調に推移するかもしれません。本日は、米国で民間給与会社ADPの雇用統計の発表が予定されています。新規失業保険申請件数などから雇用の回復への期待が高まっていることから、市場の事前予想の7.5万人の減少より多少良くても、反応は限定的となる可能性があります。一方、日本時間の未明(午前4時)には米FOMCの議事録が公表されます。米金利の先高期待が先行していただけに、この議事録で冷やされることを懸念したドル売りが先行したと思われ、議事録の内容が声明とそれほど差がなければ、米株価の上昇から「ドル」と「円」が売られやすくなるものと思います。豪ドルは小幅下落したものの、原油価格が1バーレル=81ドル台を維持していることもあり、株価の下落が継続しない限りはしっかりした動きとなることが予想されます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の遅行線が雲の上から中へ
ユーロ/円 90日移動平均線を下抜け、一目均衡表(日足)の雲の上から中へ
ポンド/円 90日移動平均線を下抜け
ユーロ/ポンド 21日移動平均線を上抜け、ストキャスティックス(スロー)がゴールデンクロス

■変動率からの予想レンジ 09:20→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 91.20 ~ 92.29
EURJPY 130.95 ~ 132.38
GBPJPY 145.61 ~ 147.56
AUDJPY 82.98 ~ 84.17
NZDJPY 66.83 ~ 67.86
CADJPY 87.68 ~ 88.98
ZARJPY 12.38 ~ 12.63
NOKJPY 15.90 ~ 16.14
MXNJPY 7.07 ~ 7.19
HKDJPY 11.73 ~ 11.87
SGDJPY 65.23 ~ 65.98
EURUSD 1.4288 ~ 1.4419

■前日のサマリー
昨日は本邦の三井住友銀行の8千億円の増資のニュースなどから円を買う動きにつながり、ドル/円は東京時間朝方の1ドル=92.53円からロンドン時間にかけて91.63円まで円高が進みました。ユーロ/円もこの動きに連れ、朝方の1ユーロ=133.45円から132.13円へと下落しました。一方のユーロ/ドルは1ユーロ=1.44ドル台前半から1.4474ドルへ上昇。ロンドン時間に入ると、ドル/円はファンド勢やアジア勢の買いや、本邦の藤井裕久財務相が健康を理由にしているものの辞意を表明したことなどを受け、一時92.16円まで戻す場面も見られましたが、NY時間に入り、米中古住宅販売保留件数が前月比で16.0%の減少と市場が予想していた2.0%の減少をはるかに上回る悪化となったことや米金利が低下したことなどからドルが売られ、ストップロスを巻き込んで、91.25円まで下落しました。ユーロ/円も132.94円から131.44へと下落。ユーロ/ドルはロンドン時間に1.4485ドルの高値を付けましたが、米系証券が、ギリシャの政府債に対してCDSプロテクションの購入(信用リスクを回避したい場合の保険のようなもの)を推奨との市場のルーマーが流れたことで、ストップロスを付けて一時1.4387ドルまで下落、その後もフィッチがアイスランドの長期IDRを引き下げ、見通しをネガティブとしたことで、1.4346ドルへと続落しました。
クローズはドル/円が91.72円、ユーロ/ドルが1.4366ドル、ユーロ/円は131.76円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10681.83 27.04 0.25%
FTSE100(英) 5522.50 22.16 0.40%
DAX(独) 6031.86 -16.44 -0.27%
NYダウ(米) 10572.02 -11.94 -0.11%
S&P500(米) 1136.52 3.53 0.31%
NASDAQ(米) 2308.71 0.29 0.01%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.76 -0.06
日本10年債 1.320 0.000
英10年債 4.02 0.05
独10年債 3.37 -0.02

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1118.70 0.40
NY原油(期近) 81.77 0.26

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/6(水)
・ 09:01 英国 12月ネーションワイド消費者信頼感
・ 09:30 豪 11月住宅建設許可件数
・ 17:55 ドイツ 12月PMIサービス業(確定値)
・ 18:00 ユーロ圏 12月PMIサービス業(確定値)
・ 18:30 英国 12月PMIサービス業
・ 18:30 英国 12月外貨準備高(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 10月鉱工業新規受注(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 11月生産者物価指数(前年比)
・ 22:15 米国 12月ADP雇用統計
・ 00:00 米国 12月ISM非製造業景況指数(総合)
1/7(木)
・ 06:45 NZ 11月貿易収支

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2010年1月 5日 (火)

【投票結果】2010年の通貨パフォーマンス予想

いつもブログをお読みいただきありがとうございます。ブログの読者の皆様に「2010年に1番上昇すると思う通貨は」というテーマで投票を行っていただきました(期間12/3~12/31)。合計56人の方から回答をいただき、ダントツの1位が豪ドルで50%、2位が米ドルで23.2%でした。NZドルはだれも投票してくれず0%となりました。豪ドルとは明暗が分かれました。

2009年のパフォーマンスが、年初に紹介しましたが「南アランド円」でしたが、「豪ドル」も2位で僅差でした。引き続き新興国や資源国の通貨の強い年になるのでしょうか。

【通貨パフォーマンス予想(読者投票)】
通貨パフォーマンス
source:Uedaharlowfx

1/5本日の戦略-原油上昇には注意もリスク選好へ-

おはようございます。本日はシンデレラの日だそうです。グレースケリーがモナコのレーニエ大公と婚約したことを記念した日とのことです。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

豪ドル>NZドル>ユーロ>円>ドル>ポンド
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
昨日の動きを見ていますと、欧米の株式市場の上昇や米債券が買われ(利回りは低下)たことから、リスク選好の動きに戻っていて、「ドル」と「円」が売られすくなっているようです。また、ロシアからの原油供給に不安が残ることで、原油価格が上昇、これもドルの圧迫要因の一つとなったようです。全体から見ると、原油高を背景に資源国通貨(豪ドル、NZドル、カナダドル、南アランド)が買われています。一方で、ポンドが大きく売り込まれたようです。ポンドはロンドンフィキシングでまとまったポンド売り(対豪ドル)が出た模様で、こうした実需に絡むポンド売りフローが継続するかに注目です。本日は、ドイツの失業率(17時55分)、ユーロ圏の消費者物価指数(19時)の発表が予定されていますが、それほど市場が注目している指標でもないことから、株式市場が堅調に推移するようであれば、引き続きリスク選好の動きにつながりやすいと思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ユーロ/円 一目均衡表(日足)の雲を上抜け
ポンド/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
NZドル/円 ストキャスティックス(スロー)がデッドクロス
ドル/スイスフラン 21日移動平均線を下抜け
ポンド/スイスフラン 一目均衡表(日足)の雲を下抜け
豪ドル/米ドル 21日移動平均線、一目均衡表(日足)の基準線を上抜け、雲の下から中へ
NZドル/米ドル 一目均衡表(日足)の雲の上へ

■変動率からの予想レンジ 09:19→NYクローズ

Ccy予想レンジ
USDJPY92.03 ~ 93.12
EURJPY132.62 ~ 134.08
GBPJPY147.93 ~ 149.85
AUDJPY83.81 ~ 85.01
NZDJPY67.42 ~ 68.47
CADJPY88.25 ~ 89.55
ZARJPY12.56 ~ 12.81
NOKJPY16.07 ~ 16.31
MXNJPY7.10 ~ 7.22
HKDJPY11.85 ~ 11.99
SGDJPY65.77 ~ 66.53
EURUSD1.4340 ~ 1.4470

■前日のサマリー
昨日は本邦勢のドル売りから、ドル/円は92円台後半まで下落したものの、更にドルを売り込む向きもみられず93円を挟んでの小動きとなりました。ユーロ/ドルも1.43ドル台からストップロスを巻き込んで1.4257ドルまで下落したものの、1.4250ドルから下にあると言われたユーロ買い観測から反発となりました。ユーロ/円も朝方の133円近辺から、一時132.40円まで下落したものの、ユーロ/ドルの戻りに連れ、戻しました。欧州市場では、スイスフランでのドル買いが強まったことから、ドル/円は一時93.22円の高値を付けました。しかし、欧州株価が堅調に推移したことから、リスク選好の動きとなり「円」が売られました。また、ロシアとベラルーシ両国が今年の契約条件で合意に至っていないため、ロシアが供給をストップしたとの報道から原油価格が1バーレル=81ドル台後半まで上昇、原油高を受けて「ドル売り」と「ユーロ買い」となり、ユーロ/ドルは1.44ドルを突破し、ユーロ/円も133.79円まで上昇しました。NY時間帯では、発表された米教協管理協会(ISM)製造業景気指数が55.9と市場予想の54.3からは大幅に上昇をしたものの、直前には「60以上」や「65を超える」などのルーマーが流れていたため、発表後は小動きとなりました。ISMを受けても米金利が低下したことやマクロ系がドルを売ったことなどでドル/円は一時92.18円まで下落しましたが、この動きが一巡すると92円台後半まで戻しました。ユーロ/ドルは1.4456ドルまで高値を伸ばし、1.44ドル台前半、ユーロ/円はドル/円に連れ一時133.15円まで下落したものの、133円台ミドル手前まで戻しました。
クローズはドル/円が92.52円、ユーロ/ドルが1.4413ドル、ユーロ/円は133.34円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10654.79 108.35 1.03%
FTSE100(英) 5500.34 87.46 1.62%
DAX(独) 6048.30 90.87 1.53%
NYダウ(米) 10583.96 155.91 1.50%
S&P500(米) 1132.99 17.89 1.60%
NASDAQ(米) 2308.42 39.27 1.73%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.82 -0.02
日本10年債 1.320 0.035
英10年債 3.96 -0.05
独10年債 3.39 0.00

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1118.30 22.10
NY原油(期近) 81.51 2.15

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/5(火)
・ 09:00 豪 11月HIA新築住宅販売
・ 17:55 ドイツ 12月失業率
・ 17:55 ドイツ 12月失業者数
・ 18:30 英国 12月PMI建設業
・ 19:00 ユーロ圏 12月消費者物価指数速報
・ 22:30 カナダ 11月原料価格指数
・ 22:30 カナダ 11月鉱工業製品価格
・ 24:00 米国 11月中古住宅販売保留
・ 24:00 米国 11月製造業受注指数

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2010年1月 4日 (月)

1/4本日の戦略-リスク選好の動きが先行しそう-

おはようございます。本日から仕事始めです。本年もよろしくお願いいたします。

■変化率から見た前日の通貨の強弱

ポンド>豪ドル>NZドル>ドル>ユーロ>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。

■本日の見通し
年末は昨年9月以来1ドル=93円台まで円売りが進みました。米長短金利が上昇したことや米新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数が市場予想を大幅に上回る回復を示したことで、ドルが買われやすくなったものと思われます。一方では金利の上昇からNYダウは100ドル超の下落となりました。本日これまでは本邦勢のドル売りが出ているものの、更なる円高につながる材料が乏しいことから、円が売られやすい地合いが継続すると思われます。年末(週末)はリスク選好の動きからポンド、豪ドル、NZドルなど資源国通貨が買われやすい傾向にあることから、これらの通貨についても上昇が継続する可能性がありそうです。本日は18時30分に英国で製造業のPMI(購買担当者景気指数)の発表が予定されており、景況感の改善が示されるとポンドは買われやすくなると思いますが、付加価値税(VAT)の減税消滅前の駆け込み的な需要も景況感に多少は反映されているとみられることから、ポンドの上値は抑えられる可能性があります。また、24時には米供給管理協会(ISM)の製造業景気指数の発表が予定されています。こちらは、景況感の回復が予想されます。今回も50を上回るようであれば、5か月連続となり、ドル高の要因の一つとなると思われます。

■本日のテクニカルでの注目点(矢印はトレンドの方向を予想しています)
ドル/円 一目均衡表(日足)の遅行線が雲を上抜け
ユーロ/円 90日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
ポンド/スイスフラン 21日移動平均線を上抜け、一目均衡表(日足)の雲の下から中へ

■変動率からの予想レンジ 10:17→NYクローズ

Ccy 予想レンジ
USDJPY 92.56 ~ 93.65
EURJPY 132.56 ~ 134.01
GBPJPY 149.30 ~ 151.24
AUDJPY 82.88 ~ 84.05
NZDJPY 66.86 ~ 67.89
CADJPY 87.74 ~ 89.03
ZARJPY 12.40 ~ 12.65
NOKJPY 15.94 ~ 16.18
MXNJPY 7.02 ~ 7.14
HKDJPY 11.92 ~ 12.06
SGDJPY 65.78 ~ 66.55
EURUSD 1.4253 ~ 1.4376

■前日のサマリー
年末は東京時間帯には小動きが続き、ロンドン時間早朝には、ドルが一時全面安となり、ドル/円は1ドル=91.90円まで下落、ユーロ/ドルがストップロスを付けて1.4441ドルへ上昇しましたがいずれも長続きせず、NY時間に入り発表された米新規失業保険申請件数が43.2万件と市場予想より大幅に良かったことや失業保険継続受給者数が500万件を下回った来たことからドルが買われ、ロンドンフィキシングにかけてもドル買いとなったことで、ユーロ/ドルがは1ユーロ=1.4307ドルまで下落、その後、更に米の長短金利も上昇し、ドルは昨年9月8日以来となる一時93.15円まで上昇しました。一方、30日に発表された米シカゴ購買部協会景気指数が58.7へ下方修正されたものの、為替への影響は限定的となりました。
クローズはドル/円が93.00円、ユーロ/ドルが1.4324ドル、ユーロ/円は133.21円。

■株価(bloomberg.com)

Index 引値 前日比 (%)
日経225 10546.44 -91.62 -0.86%
FTSE100(英) 5412.88 15.02 0.28%
DAX(独) 5957.43 -54.12 -0.90%
NYダウ(米) 10428.05 -120.46 -1.14%
S&P500(米) 1115.10 -11.32 -1.00%
NASDAQ(米) 2269.15 -22.13 -0.97%

■金利(FXミュージアムより)

Country 利回り 前日比
米10年債 3.83 0.00
日本10年債 1.290 -
英10年債 4.02 -
独10年債 3.39 -

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1096.20 3.70
NY原油(期近) 79.36 0.08

■本日の指標発表(FXミュージアムより)
1/4(月) 
・ 17:55 ドイツ 12月PMI製造業(確定値)
・ 18:00 ユーロ圏 12月PMI製造業(確定値)
・ 18:30 英国 11月モーゲージ承認件数
・ 18:30 英国 11月消費者信用残高
・ 18:30 英国 12月PMI製造業
・ 24:00 米国 11月建設支出(前月比)
・ 24:00 米国 12月ISM製造業景況指数
・ 24:15 ロックハート米アトランタ連銀総裁討論会に参加
・ 03:15 デューク米連邦準備理事会(FRB)理事講演

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2010年1月 3日 (日)

1/4の週の見通し

こんばんは。2010年もいよいよ明日から仕事始めです。

シカゴ通貨先物のポジション状況は4日の発表予定となっています。

先週はクリスマス明けの市場では様子見気分が強かったものの、米への新たなテロへの警戒などが先行したものの、懸念されたテロも起こらず、米株価がしっかりした動きとなったことで、リスク先行の動きから、円とドルが売られた動きとなりました。特にドル/円は31日には93円台前半まで上昇、豪ドルやNZドルも上昇しています。

今週は本邦、欧米の参加者が本格的に市場に参入してくるとみられることや、米供給管理協会(ISM)景気指数を皮切りに米雇用統計まで注目度の高い経済指標が発表されることから、大きく動いてくる可能性があります。昨年の最終週は円が主要通貨に対して動いてきたことから、発表されるこれらの数字よい場合には、リスク選好の円キャリートレードが続く可能性があります。一方、対ドルでは昨年末の米5年債、7年債の入札が好調とみなされたことや米ダウ平均株価がしっかりした動きとなったことで、ユーロ以外ではドルが売られる動きとなっています。このため、資源国通貨を中心としたドル売りが継続する可能性が高いと思われます。また、
シカゴの投機筋のポジションは発表されていませんが、投機筋も特に円を買う動きにつながる材料が見当たらないことから、円売りに動きと思われます。

【週間騰落率(JPY)】
Weekly ratio
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

【NYダウ】
Dow30
source:Dow Jones

■イベント予定
1/4(月)
・ 17:55 ドイツ 12月PMI製造業(確定値)
・ 18:00 ユーロ圏 12月PMI製造業(確定値)
・ 18:30 英国 11月モーゲージ承認件数
・ 18:30 英国 11月消費者信用残高
18:30 英国 12月PMI製造業
・ 24:00 米国 11月建設支出(前月比)
24:00 米国 12月ISM製造業景況指数
1/5(火)
・ 09:00 オーストラリア 11月HIA新築住宅販売(前月比)
・ 17:55 ドイツ 12月失業率(季調済)
17:55 ドイツ 12月失業者数
・ 18:30 英国 12月PMI建設業
・ 19:00 ユーロ圏 12月消費者物価指数速報(年比)
・ 22:30 カナダ 11月原料価格指数(前月比)
・ 22:30 カナダ 11月鉱工業製品価格(前月比)
・ 24:00 米国 11月中古住宅販売保留(前月比)
・ 24:00 米国 11月製造業受注指数
1/6(水)
・ 09:01 英国 12月ネーションワイド消費者信頼感
・ 09:30 オーストラリア 11月住宅建設許可件数(前月比)
・ 17:55 ドイツ 12月PMIサービス業(確定値)
・ 18:00 ユーロ圏 12月PMIサービス業(確定値)
・ 18:30 英国 12月PMIサービス業
・ 18:30 英国 12月外貨準備高(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 10月鉱工業新規受注(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 11月生産者物価指数(前年比)
22:15 米国 12月ADP雇用統計
24:00 米国 12月ISM非製造業景況指数(総合)
1/7(木)
・ 06:45 ニュージーランド 11月貿易収支
10:30 オーストラリア 11月貿易収支
・ 19:00 ユーロ圏 11月小売売上高(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 12月サービス業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 12月業況判断指数
・ 19:00 ユーロ圏 12月経済信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 12月鉱工業信頼感
・ 19:00 ユーロ圏 12月消費者信頼感
・ 20:00 ドイツ 11月製造業受注(前月比)
21:00 英国 英中銀(BOE)金利発表
・ 22:30 米国 失業保険継続受給者数
22:30 米国 新規失業保険申請件数
・ 24:00 カナダ 12月Ivey購買部協会指数
1/8(金)
・ 14:00 日本 11月景気先行CI指数
・ 14:00 日本 11月景気一致CI指数
・ 16:00 ドイツ 11月貿易収支
・ 16:00 ドイツ 11月経常収支
・ 18:30 英国 12月生産者仕入価格(前月比)
・ 18:30 英国 12月生産者出荷価格(前月比)
・ 19:00 ユーロ圏 11月失業率
・ 19:00 ユーロ圏 第3四半期GDP季調済確定値(前期比)
・ 20:00 ドイツ 11月鉱工業生産(前月比)
・ 21:00 カナダ 12月雇用ネット変化率
・ 21:00 カナダ 12月失業率
22:30 米国 12月非農業部門雇用者数変化
22:30 米国 12月失業率
・ 24:00 米国 11月卸売在庫
・ 29:00 米国 11月消費者信用残高

経済指標の詳細はFXmuseumのFXカレンダーを参照してください。

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2010年1月 1日 (金)

2009のパフォーマンスは南アランド円

新年あけましておめでとうございます。本年もおろしくお願いします。

年末12月31日の為替市場はNY市場に入ると、22時30分に発表された米新規失業保険申請件数が42.3万件、失業保険継続受給者数が498.1万と500万件を下回ったことで、米国の雇用の改善に対する期待が高まり、ドル/円は1ドル=93.15円まで上昇しました。

2009年の1月2日のOpen(始値)からのパフォーマンス(高値、安値は除く)をみると、南アランド/円が上昇率31.6%でトップでした。続いて、豪ドル/円、豪ドル/米国ドル、NZドル/円、NZドル/米国ドルの順でいずれも20%以上の上昇率となりました。ドル/円は2.6%の下落となり、ワーストワンはユーロ/ポンドドルの6.8%の下落となりました。果たして2010年はどうなるでしょうか。

【年間騰落率】
Year ratio
source:FXmuseum,Uedaharlowfx

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