2/20 本日の戦略-ギリシャ支援承認はほぼ確実だが-
おはようございます。イランが英、仏への原油の輸出をストップすると発表しました。ただ、全体に占める輸出量は僅かですのでイラン、英仏にとっても影響は限られると思います。イランにしても、ギリシャやイタリアへの輸出をストップして外貨が獲得できなるなるリスクを避けたのではないかと思います。
■変化率から見た前日の通貨の強弱
ユーロ>ポンド>NZドル>豪ドル>ドル>円
※ ">" の左側の通貨が右側の通貨より強いことを示しています。
■本日の見通し
いよいよ本日23:30から開催されるユーロ圏財務相会合ではオランダなど一部への妥協が求められるものの、ギリシャ第2次支援は承認がされる見通しとなっています。市場はこれを好感してリスク選好になっていて、特にこれまで売られていた欧州の通貨(ユーロ、ポンド)が買われる動きとなりました。また、米国では給与減税の延長が民主・共和両党で合意され、法案が上下院ともに通貨、18日には中国の預金準備率が0.5%引き下げたことから、市場は楽観的になりやすくなっています。特にユーロはシカゴの通貨先物(IMM)でショートのポジションが溜まっていたこともあり、これを巻き戻す動きが続くと主要通貨に対してユーロが買われることになりそうです。チャート上でも一目均衡表(日足)の雲の上限が1.3245ドルにあり、これを上抜けた場合には、昨年10/27高値の1.4245ドルと本年1/13安値の1.2625ドルを100%としたフィボナッチ50%戻しの1.3435ドル近辺まで上昇するものと思います。
豪ドルは朝方から中国の預金準備率が0.5%引き下げたことを好感して買いが先行しています。今回の措置で約3,900億元が民間に貸し出すことが可能となることや今後も中国の緩和傾向が続くと見られることから、豪ドルにはプラスの材料となると思われます。
ただ、本日朝方の上昇は一部ストップロスを巻き込んだものとみられることから、短期的には行きすぎた可能性があります。ロンドン・NY時間(本日米国は休場だが重要な日であることを鑑みれば、トレーダーは出勤すると思います)で、朝方の高値を上に抜けられなければ、明日のロウソク足の形にもよりますが、短期的な調整に入る可能性もあります。また、ギリシャの債務交換については債務交換の集団行動条項(CAC)法案をギリシャが準備しているとの報道があり、民間債権者が自発的に交換に応じなければCACが発動されることになり、発動はCDSのトリガーになることから、CDSを保有している金融機関が痛手を被る可能性があり、これが金融株の下落につながった場合には、リスク回避の動きが一時的に出るものと思われます。
■USDJPY 週足(一目均衡表、MACD)
source:uedaharlowfx
ドル/円の週足です。週足では、一目均衡表の雲の下限となる79.71円を本日上抜けてきましたが、週の引値で超えられるかと、雲の上限が80.93円にあることから、これを超えると中期的にも上昇トレンドとなります。MACDでもデッドクロスせずに、MACD(黄色線)とトリガー(水色)が乖離してきていることで上昇余地が出ています。ただ、遅行線に対する雲の上限が87.61円にあるため、一挙に上昇するのは難しいと思われます。
■主要通貨の短期のトレンド
USDJPY
一目均衡表(週足)の雲の下限(79.71円)をトライ
EURJPY
一目均衡表(日足)の雲の下から中へ
GBPJPY
年初来高値更新中
AUDJPY
年初来高値更新中
NZDJPY
年初来高値更新中
CADJPY
年初来高値更新中
ZARJPY
年初来高値更新中
NOKJPY
年初来高値更新中
MXNJPY
年初来高値更新中
HKDJPY
年初来高値更新中
SGDJPY
年初来高値更新中
EURUSD
一目均衡表(日足)の雲の下から中へ雲の加減(1.3245ドル)を試すか
■変動率からの予想レンジ 08:13→NYクローズ
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■前日のサマリー
週末は、ギリシャの第2次救済が20日(月)のユーロ圏財務相会合で条件付きながら承認されるとの見方に市場が楽観的になったことから、ドルと円が売られる流れが継続しました。また、米上下院ともに給与減税の12年末までの延長で合意、法案が可決したこともリスク選好ムードを高めました。ドル/円は一時79.62円まで上昇し昨年10/31の介入以来の高値を更新、ユーロ/ドルはNY時間に1.3198ドルまで上昇、ユーロ/ドルも104.66円まで上昇しましたが、クローズにかけては上げ幅を縮小しました。一方、豪ドルはリスク選好にもかかわらず上げ幅が小幅にと留まりました。
クローズはドル/円が79.52円、ユーロ/ドルが1.3152ドル、ユーロ/円は104.56円。
■株価(bloomberg.co.jp)
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■金利(bloomberg.co.jp)
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■コモディティ価格
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■本日の指標発表(FXミュージアムより)
2/20(月)
・ 00:00 米市場休場(プレジデンツデー)
・ 00:00 カナダ市場休場
・ 06:45 NZ 10-12月期 四半期卸売物価指数(PPI)
・ 08:50 日本 1月 貿易統計(通関ベース)
・ 09:01 英国 2月 ライトムーブ住宅価格
・ 14:00 日本 12月 景気一致指数(CI)改定値
・ 14:00 日本 12月 景気先行指数(CI)改定値
・ 16:45 フランス 2月 企業景況感指数
・ 23:30 ユーロ圏 ユーロ圏財務相会合
・ 02:30 ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事講演
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一目均衡表(日足)の基準線(1.2972ドル)でサポート
一目均衡表(日足)の雲の中を推移












